救急科(救急センター)

救急科(救急センター)

 当院救急センターでは、急性期疾患をはじめとして外傷や持病の悪化など多岐にわたる救急診療を24時間体制でおこなっています。そのために、救急当直医ないし日直医が24時間・365日常駐しています。専門診療科医師による対応が必要と判断した場合には、各科(すべての診療科ではありません)のオン・コール制を併用し、連携して対応しています。
 医師や看護師のみではなく、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師も当直体制をとっており、急性心筋梗塞や脳卒中急性期などの緊急治療や緊急手術にも対応しています。
 夜間および休日は、小児科救急診療や消化管出血(吐血、下血などの症状)や急性期脳卒中などの一部の病態に関しましては、泉州地域の各医療機関で輪番体制をとって診療しており、当院も輪番体制に加わっております。

 また、他の医療施設や救急隊と定期的な会議を設け、確立された救急システムが常にスムーズに機能するように、院外の施設とも日頃から連携を図っています。


取扱い疾患

心停止、意識障害
急性腹症、消化管出血(吐血、下血)
呼吸管理の必要な病態 (急性呼吸不全、気管支喘息重積状態など)
循環管理の必要な病態 (急性心筋梗塞、心不全、不整脈、ショックなど)
外傷(外科的処置を要するものなど)、熱傷
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)
環境異常によるもの(熱中症、偶発的低体温症など)
急性代謝異常(糖尿病性昏睡など)
小児科救急疾患
婦人科救急疾患

医師紹介

氏名 補職名 認定資格 専門分野
芝 誠次 救急センター センター長
部長
  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • ICLSディレクター
救急全般(疾患、外傷)
福永 豊和 救急センター副センター長
消化器内科部長
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医・支部評議委員
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
  • 日本超音波学会専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
肝細胞癌治療全般
宇山 直樹 救急センター副センター長
外科部長
  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
  • 日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
  • 日本胆道学会認定指導医
消化器外科
肝胆膵外科
内視鏡外科
川上 理 救急センター副センター長
脳神経外科部長
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会専門医
  • 日本神経内視鏡学会技術認定医
  • 日本脳卒中学会脳卒中指導医
  • 日本脳卒中学会脳卒中専門医
  • 日本脳卒中の外科学会技術指導医
  • 日本脊髄外科学会認定医
  • 脊椎脊髄外科専門医
脳血管障害の手術
脳血管内治療
塩路 圭介 救急センター副センター長
循環器内科部長
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本心血管インターベンション治療学会認定医・専門医・施設代表医
  • 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
  • ICD/CRT研修修了登録医
  • SATAKE・HotBaloonカテーテルプロクター
  • リードレスペースメーカー講習会修了
不整脈疾患を中心とした循環器疾患全般
北山 淳一 主任医長
  • 日本救急医学会専門医
  • 日本リハビリテーション医学会認定臨床医
救急全般
外傷形成外科
集中治療
早期リハビリテーション
小野沢 英里 専攻医

診療実績

2021年1月~12月 2022年1月~12月 2023年1月~12月
救急外来総受診件数
(救急車+自己来院)
12,590 15,243 12,790
救急搬送総件数 4,245 4,932 4,991
救急搬送からの入院件数 1,459 1,774 1,757

救急患者さまへのお願い

診察の順番や待ち時間には変動があります

 緊急性の高い患者さまの診察・治療を最優先にしています。医師の指示のもと看護師が「トリアージを行って診療の優先度を判定させていただいています。そのため診察の順番が受付の順番と異なることがありますので、ご理解をお願いいたします。

救急外来で可能な検査や治療には限界があります

 救急外来には、各診療科の専門医が常駐しているわけではありません。平日日中には概ね救急科専任医師がおりますが、夜間や休日には各診療科のスタッフ医師や研修医が交代で診療にあたっております。そのため、疾患や外傷の種類によっては、十分な対応ができない場合があります。そのような場合には、他の救急病院をご紹介したり、応急の処置のあとで他の医療機関(かかりつけ医療機関を含む)をご紹介したり、翌日の専門診療科受診をご案内しておりますのでご了解ください。

診察の結果について

 診察の結果、医師が不要と判断した場合は点滴、投薬などは行わないこともあります。病状が不安で入院のご希望もあるかと思いますが急性期治療目的でない入院希望の場合は難しい場合がありますのでご理解ください。

お薬の処方日数について

 救急外来では薬の処方は、原則として平日の一般外来診療が始まるまでの日数分(通常は1日分、休前日は 2 ~ 3 日分)とさせていただいています。翌日ないしはできる限り早い段階での専門診療科への受診をお願いいたします。

診療を妨害する行為をなくすためのお願い

 暴力行為やセクシャル・ハラスメントは犯罪です。暴力・暴言などで他の患者さまにご迷惑がかかる場合や医療者の診療行為が妨げられる場合には、診療をお断りしたり中止いたします。また、必要に応じて警察へ通報いたしますので、あらかじめご了解ください。これらの行為は酒酔いなどを理由に免罪されるものではありません。

救急外来の「コンビニ」化を防ぐためのお願い

 当院は軽症の救急患者の受け入れも行っておりますが、入院治療を要する患者への対応を中心とする2次救急対応の病院として位置づけられています。近年、一般の夜間診療外来のように救急外来を受診される患者数が増加しており、急を要する患者さまの診療が妨げられたり、医療従事者の疲弊を招くなどの問題を生じています。患者さま、市民の皆様におかれましては、急を要さない症状の場合は、通常の診療時間帯にかかりつけ医をはじめとした地域の医療機関を受診してくださるようお願いいたします。

臨床研修医の診療への参加についてのお願い

 当院は研修指定病院として研修医の卒後臨床教育を行う役割も担っておりますので、救急診療に限らず全ての診療活動において、指導医による教育のもとに研修医が診療に携わっております。救急外来におきましても研修医による問診や診察、処置が行われますので、ご了解くださいますようお願いいたします。もちろん、当院では研修医の教育に日々努力するとともに、診療や治療の最終判断は上級医が責任をもって行っております。地域の皆様の救急医療に対するニーズに対応するためにも、若い研修医たちの救急診療への参加は必要です。皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

未成年者の受診について(18歳未満)

 未成年者の外来受診に際して保護者もしくは親権者の同席をお願いしています。 安全な医療をお受けいただくためには、これまでにかかったことのある病気や受けたことのある治療、現在服用されている薬の種類やアレルギーの有無をはじめとする様々な情報が必要です。たとえご自身の病歴や症状について説明できる未成年者であっても、受診の際はインフォームドコンセント(説明と同意)に基づくことを前提としますので、保護者の方には検査や治療の目的、それに伴うリスク等について十分にご理解いただいた上で治療方針を定める必要があり、治療内容に応じて同意書類へご署名頂く場合もあります。なお、緊急時には保護者の方が間に合わなくても診断・治療を始めさせていただきます。ご理解の程お願い申し上げます。