私立岸和田市民病院 私立岸和田市民病院

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部署紹介

各部署からのメッセージ

外来

外来は、31診療科と通院で治療が受けられる中央点滴室、外来化学療法センター、放射線治療室があります。看護専門外来は、専門看護師・認定看護師等による褥瘡、ストマケア、フットケア、HOT、糖尿病透析予防、リンパ浮腫ケア、嚥下などがあります。医療の現場が入院から在宅へと変遷していくなか、外来看護に求められる役割は大きく、外来での指導や教育も今まで以上に重要となります。患者さんやご家族が少しでも安心して地域で過ごせるよう個々の日常生活に沿った支援を行っていきます。また、医師や看護師だけでは多くの問題を解決するのが困難な時は、ケースワーカー、栄養士、リハビリなどの多職種が連携して支援しますのでご相談ください。


2階東病棟

平成26年5月から産婦人科と消化器内科、乳腺科などで編成される女性専用病棟になりました。また一昨年より産科とゾーニングをして小児科の病床も持ちました。このことにより産科小児科との連携や産婦人科外来と病棟を一元管理し、外来の初診から産後まで一貫して継続した、看護の提供を目指しています。その中でより安心してお産をして頂けるように、助産師が指導や相談ができる体制を整えています。病棟の入り口に監視カメラやドアを設置して、出産後の赤ちゃんの安全確保にも努めています。

女性専用病棟として様々な診療科の入院を受け入れています。なかでも女性特有の疾患を抱える患者さんの生活を、より良く支えることが出来る看護ケアの実践を目指しています。


3階西病棟

循環器科・心臓血管外科・代謝内分泌科・眼科の病棟です。循環器疾患においては、循環器科医師が毎日当直を行い、救急患者の受け入れを行っています。代謝内分泌科は、主に糖尿病患者の緊急入院や教育入院を中心に受け入れを行っています。眼科では、白内障などの日帰り・入院手術を中心に受け入れを行っています。

私たち看護師は、周手術期の看護をはじめ検査・治療を受ける患者さんに対し、看護を実践しています。また安心、安楽な療養生活が送れるよう教育や指導(患者・家族を含む)を行っています。入院された患者さんに必要な医療が提供できるように、医師、リハビリテーション科、栄養科、薬剤部、外来や患者支援センターと連携を行いながら、患者の入院から退院後の生活も支援出来る様に取り組んでいます。


3階東病棟

平時は、HCU(高度治療室)的な病棟運営を行い、患者さんを受け入れています。そして新型コロナウイルス感染症の流行時期は、新型コロナウイルス感染症の重症患者を受け入れる病棟となります。どのような状況においても重症患者さんの医療が提供できるよう医療者全員で協力しています。重症患者さんへの看護実践に向け学習を継続しながら、ケアにつなげていけるよう取り組んでいます。
「医療者が協力し、患者さんの状態に即したベストな治療・ケアを提供する」「患者さんやご家族の気持ちに寄り添い支援する」を目標に医療者一丸となって実践しています。


4階西病棟

消化器外科、耳鼻咽喉科、形成外科、歯科口腔外科、泌尿器科、皮膚科の主に手術を受ける患者さんを受け入れる病棟です。
患者さんやご家族へ手術を受ける前に、クリニカルパスを活用し治療計画を説明することで、不安の軽減に努めています。また、消化器外科においては腹腔鏡下手術やロボット手術といった低侵襲手術が行われています。その一方で入院患者さんの高齢化が進み基礎疾患を持った患者さんが増えています。そのため周手術期の治療、看護、リハビリテーションなど多職種と連携を取り、早期離床を促し合併症予防に努めています。
その他、退院に向けた多職種との連携も入院前から行っており、入院前から退院後まで継続的な看護ができるよう取り組んでいます。


4階東病棟

血液内科・腫瘍内科・消化器内科・リウマチ膠原病内科の混合病棟です。
入院患者さんの多くは、抗がん剤治療や放射線治療などを受けている患者さんです。
病棟の看護師は患者さんに安心して治療を受けてもらえるように、医師、薬剤師、栄養士などの多職種と連携しケアの提供に努めています。
抗がん剤・放射線併用療法を受ける患者さんへは、皮膚障害や粘膜障害に対するケアを、白血病などの治療や末梢血幹細胞移植を受ける患者さんへのケアには、多くのチームと連携しケアを行っています。免疫機能が低下した患者さんにとっては、口腔内の清潔管理はとても重要です。定期的に口腔ケアチームとケアのポイントなどを共有し、患者さんの指導などにつなげています。


5階西病棟

5階西病棟は呼吸器内科・呼吸器外科・脳神経外科の診療科で編成されている47床の病棟です。“治療、ケアをはじめる前に患者さんとコミュニケーションをしっかりとろう!”を合言葉にして、ひとり一人の患者さんの思いを尊重し、必要なケアや援助について日々検討しながら取り組んでいます。呼吸器疾患によって呼吸困難がある患者さんや、脳卒中によって身体機能が低下した患者さんに、医師、リハビリスタッフ、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカーなどの多職種で連携を行い、1日でも早く回復できるように取り組んでいます。また、病院から暮らしの場へ移行する際は、患者さんやご家族の意向と、医療上、生活上の課題を整理し安心して退院していただけるよう、地域の施設とも連携と調整を行っています。


5階東病棟

5階東病棟は、整形外科・泌尿器科・消化器内科の混合病棟です。
手術を受ける患者さんが多く、一日でも早く元の生活に戻れるように、理学療法士・作業療法士と連携し、患者さんの回復にむけた支援を行っています。
また、化学療法・放射線治療や内視鏡治療を受ける患者さんも入院しています。より良い医療・看護を提供できるよう、看護師だけでなく薬剤師や栄養士などの多職種とともに連携しチーム医療に取り組んでいます。高齢者も多く、入院することで生活のリズムが不安定となった患者さんに、その人らしく生活できるよう支援し、安心して過ごせるよう日々努めています。


6階西病棟

6階西病棟は、現在COVID-19患者の対応をする病棟として運営しています。
感染者数に応じて大阪府のフェーズに従い、病床数を確保し軽症・中等症・重症に応じた医療を提供しています。病棟内は、働く職員が感染しないようにゾーニングし、交差しないように工夫しています。また、手袋・ゴーグル・フェイスシールド・N95マスク・ガウンを着用することが必須であり、適宜PPE着脱のチェックを行うことで、感染対策を徹底しています。最近では、重症化することも少なくなり、早期退院や、症状が落ち着いてホテル療養に切り変えられるようになってきています。COVID-19が早く終息することを願いながら日々患者さんと向き合い看護を提供しています。


6階東病棟

6階東病棟は、2012年に緩和ケア病棟としてオープンしました。緩和ケア病棟は、がんやその治療によって引き起こされる心身のつらさや気持ちのつらさが、外来治療のみで緩和することが困難と判断された方々に入院していただきます。具体的には、痛みや息苦しさ、何とも言えないからだのだるさや食事が食べられなくなったという症状がある方です。これらの症状を医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床心理士等の医療者がチームで支援します。患者さんの希望を尊重し、その人らしく生活できるよう支援しています。患者さんがどこで、誰と、どのように過ごしたいかなどの希望を支えるため、在宅での生活を目指したケアも提供しています。


集中治療室

本院の集中治療室は、外科・内科の急性期重症患者が入院する総合ICUです。病床数は8床でオープンフロアのICU5床と、主に循環器系患者が入院する個室CCU3床で構成されています。
ICUには、集中ケア認定看護師 兼 特定看護師、呼吸療法士、NST専門療法士、ストーマ認定士、心不全療法士などの資格を有する看護師が所属しており、日々看護スタッフは多職種とカンファレンスを行い治療方針や看護方針を確認し、重症患者が「安心・安全」に医療サービスが受けられるようチーム医療に取り組んでいます。そして患者さんが急性期の重篤な状態から、入院前の日常生活を少しでも取り戻すことができるよう心理的危機状況にある患者・家族の精神的な支援も含めた専門性と質の高い看護の実践に努めています。


中央手術室

手術室は14診療科、8室(BCR:1室含む)で、医師、臨床工学技士、放射線技師、清掃、物品管理、中滅業務など多職種が協働し手術室を運営しています。手術はオーダリング表を基に物品管理室・中央滅菌室が材料・器械を患者ごとに準備し、クリーンホール看護師が器械展開し各OPルームに供給しています。手術決定後、入院前から支援を実施し、患者さんの安心と術後合併症予防のための説明を実施し、病棟看護師とのハンドオフ、手術部位間違い防止のための手術部位マーキング、WHO手術安全チェックリストでのチェックを実施し、安全な手術に取り組んでいます。ステントグラフト内挿入術やロボット支援手術など手術医療の進歩と共に、患者さんに最新の治療が提供できるように多職種とチーム力を高め手術に臨んでいます。


画像診断
センター・
内視鏡室

看護師は、画像診断検査及び画像下治療(IVR)を受ける患者の安心・安全を担保し、良質な医療・看護の提供を目指しています。診療科としては、放射線科、循環器内科、心臓血管外科、脳外科、消化器内科、呼吸器内科、泌尿器科、整形外科、外科など多岐にわたり、先進医療に対応できる専門的な知識・技術が求められます。その為、各科医師、放射線技師、臨床工学技士と連携し知識の共有学習や院内認定看護師「造影剤IV」の資格取得等スキルの向上に努め、重症で緊急性の高い脳卒中や心疾患、消化管出血など夜間・休日の緊急にも対応できる体制を整えています。侵襲の高い治療は、不安や苦痛を軽減し安心して治療に臨めるように術前訪問を行い支援しています。


患者支援
センター

患者支援センターは看護師、医療ソーシャルワーカー、事務職員の3職種で構成されています。地域医療機関からのご紹介に対するスムーズな受け入れ、退院後の療養環境については地域の医師・訪問看護師・ケアマネジャーとの連携、入院調整と転院先の調整、入院前支援、総合相談、医療福祉相談に至るまで、患者さんやご家族のあらゆる対応を3職種が連携しながら行っています。
また、患者支援センター内には、がん相談支援センターも設置されており、がん患者サロンの運営や市民の方々からの、あらゆる相談やご要望に速やかに対応できるよう努めております。


救急
センター

救急センターは、救急外来、救急病棟、透析センターで構成されています。救急外来・救急病棟では突然の出来事に遭遇された患者さんとそのご家族が安心して医療を受けられ、可能な限り早く健康を取り戻してもらえるように、安全で良質な医療・看護の提供に努めています。救急外来では来院した患者さんの緊急性や重症度を判断するために、迅速なトリアージの実施を目指しています。また、患者さんの治療継続において地域との連携を行い、途切れない看護の提供に取り組んでいます。透析センターでは、透析を受ける患者さんに安全な透析療法を提供できるように医師・臨床工学技士と連携を図り運営しています。