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中央放射線部

中央放射線部は、大きく画像診断センターと放射線治療科の2つに分かれます。画像診断センターでは一般撮影、CT・MRIなどの画像診断と放射線同位元素を使用するアイソトープ検査があります。中央放射線部は全ての病気の診断と治療に大変重要な役割を担っています。IVRと呼ばれるメスを入れないで手術を行う治療やPET-CT検査など最先端の医療を行っています。放射線治療科では腫瘍などに高エネルギーの放射線を当てて治療を行います。患者様の中には放射線の副作用を心配される方もおられますが、被ばく線量低減を考慮して、適切な放射線の使用に心がけています。

スタッフ紹介

診療放射線技師:19名[画像診断センター 16名(内女性 3名)、放射線治療科 3名]
事務員:8名[画像診断センター 5名、アイソトープ 1名、MRI 1名、放射線治療科 1名]

中央放射線部の概要

概要

中央放射線部の配置図

一般撮影室

概要

当院では2015年11月より一般撮影装置(パノラマ写真を除く)と病室での撮影にFPD(フラットパネルディテクタ)を導入しました。FPDは以下のような特徴があります。①従来の装置と比べX線の感度が高いため、より少ないX線量での検査が可能で、被ばくを低減することができる。②従来の装置では、撮影後に画像が表示されるまで、10秒~1分程度かかっていましたが、FPDでは数秒で画像が表示され確認することができ、患者様の検査待ち時間の短縮が可能となる。③FPDの性能と最新の画像処理技術により、高画質でノイズの少ない鮮明な画像を得ることができ、さらに正確な診断に必要な画像を提供することができる。④FPDでは連続撮影が行えるので、疼痛を伴う患者様など、体位変換の負担が軽減される。


一般撮影室は、一般撮影室②から一般撮影室④までの3室あります。それぞれの撮影室には特徴があります。

撮影室②

撮影室③

撮影室④



一般撮影室2

当撮影室では、胸部、腹部、脊椎骨、四肢骨等の撮影全般を行います。更衣室2部屋を備え、更衣によるスループットのロスを軽減できる撮影室です。

更衣室


一般撮影室3

当撮影室では、胸部、腹部、脊椎骨、四肢骨等の撮影全般、歯科領域の撮影などを行います。日本でも数少ない回転型の臥位撮影台を導入しています。

臥位撮影台

臥位撮影台

歯科パノラマ撮影装置


一般撮影室4

当撮影室では、胸部、腹部、脊椎骨、四肢骨等の撮影全般、下肢全長および全脊椎、乳幼児の胸部、腹部などの撮影を行います。聴覚障害をお持ちの患者様用に撮影指示灯を完備しています。

全下肢・脊椎撮影

乳幼児撮影台

呼吸停止指示灯

X線TV室

概要

X線を人体に当て、体の中を通ったX線の強弱をテレビモニタにリアルタイムで透視画像として映し出して診断する検査です。人体の骨は、X線を通すだけで形がわかりますが、食道・胃・腸などの消化管の内部は写りませんので、バリウムなどのX線造影剤を飲んだり、肛門から注入したりして、その状態をテレビモニタに映し出し写真に撮ります。

主な内容としましては以下の検査があります

  • 消化管透視(主に造影剤(バリウム)を使用して、食道や胃、大腸など消化管の透視検査、内視鏡を用いた内視鏡的逆行性胆道膵管造影検査(ERCP:endoscopic retrograde cholangio pancreatography)など)
  • 外科系透視(主に透視下で造影を行いながらの処置、経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD:percutaneous transhepatic cholargio drainage)など)
  • 整形外科系透視(骨・関節の整復、脊髄造影、神経根ブロックなど)
  • 泌尿器系透視(腎臓、尿管、膀胱の造影検査など)

X-TV DR装置(東芝社製)

機器の紹介

X線TV透視装置は平成29年2月現在、2台の透視装置があり、透視装置はすべてデジタル化されています。2台 東芝社製 DR(Digital Radiography)装置「2009年10月導入、2015年12月導入」で、FPD(フラットパネルディテクター)を搭載しています。歪みのない広範囲な視野で、非常に高精細な画像が得られ、低被ばくで高画質な透視・撮影画像を提供します。

CT室

CTとは、Computed Tomographyの略で、コンピューター断層画像となります。 X線を出すX線管球と、X線を収集する検出器が、向かい合わせの状態で回転しながら人体にX線を照射し、コンピューターで処理することにより輪切りの画像を作ります。

MDCTの特徴

MDCT(multi detector-row CT)とは1列の検出器を用いてX線管球1回転で1スライスの画像を収集する従来のCT(SDCT:single detector-row CT)に対して、体軸方向に複数の検出器を有するのがMDCTの特徴で、短時間で広範囲の撮影が可能になり、また、薄いスライス画像の収集・再構成が可能で、より高画質な再構成画像や三次元画像の作成が可能になりました。
当院では検出器が64列と128列配列されたSIEMENS社製2台導入しており、撮影部位や検査内容に応じて装置の性能を十分に生かし、短い息止めや適切な線量でより良い画像を収集できるようになりました。当院の装置では0.6mm厚の検出器により精密な画像を得られ、得られた画像をもとに画像処理用ワークステーションにより高画質の3D画像構築が可能になり、人体内部をあらゆる方向から3次元的に画像評価できるようになりました 。

検査方法

撮影台に寝てもらい、撮影部位によっては息を止めて検査します。
検査時間は検査部位、検査内容によって異なり、延長することもあります。

  • 単純CTは5~10分程度必要です。
  • 造影CTは10~20分程度必要です。
  • 冠動脈CTは30分程度必要です。

造影CTについて

造影剤未使用画像と造影剤使用画像を比較し血管や臓器内の病気などをより明確に描出し、診断価値の高い画像が得られます。
医師が診断上必要と判断した場合に行います。3時間以上の絶食が必要です。

造影剤について

主に手背や腕の静脈に注射して注入します。注入量は体重や検査部位によって異なり、成人でおよそ100ml前後の造影剤を使用します。注入された造影剤は6時間後には約90%が腎臓から尿として排泄されます。(検査後は早めに排泄されるようになるべく水分(お茶・水・ジュースなど)を多めに摂取して下さい。)

造影剤の副作用

稀にですが次のような症状が起こる場合があります。
軽度の副作用:かゆみ、蕁麻疹、嘔吐、気分不快感などの症状。
重度の副作用:呼吸困難、動悸、ひきつけ意識低下などの症状。
また、検査終了後、数時間~数日後に頭痛、吐き気、かゆみ、蕁麻疹などの症状があらわれることがあります。

造影剤使用時は放射線科の担当医師が患者様の状態を観察しており、副作用が生じたときにはすぐに適切な処置がとれるようにしております。
何か症状が見られましたら病院にご連絡下さい。

64列CT(SIEMENS社製)

128列CT(SIEMENS社製)


CT装置を用いて、以下の様な撮影が可能です。

胸部CT画像

胸腹部CT画像

造影剤を使用することで、心臓に栄養を送っている血管を撮ることが可能です。

心臓CT画像

MRI室

概要

MRI(磁気共鳴画像診断装置:Magnetic Resonance Imaging)検査とは強い磁力と電波を使って体の内部の状態を検査する方法です。静磁場と変動磁場を用いて生体のあらゆる方向の断層像を得ることができます。CT検査とは違いX線を使わないため、放射線による被ばくの心配もありません。

所要時間
  • 検査時間は検査部位、検査内容によって違い、20分~45分程度必要です。
  • 検査部位や検査内容により延長することもあります。
  • (例) 頭部、椎体:約20分
      腹部、骨盤、四肢:約30分
      胸部、心臓:約60分
検査の実際
  • 予約時間の約10分前までには、画像診断センターで受付を済ませ、MRI検査室へお越しください。
  • 検査を安全に行う為に、検査衣に着替えていただきます。また、身体についている金属も外していただきます。(MRI対応デバイス可否一覧表を参考にして下さい)
  • MRI装置の寝台にあお向け、またはうつ伏せで寝ていただきます。検査中は大きな音がしますのでヘッドホンを装着して検査を行いますが、耳栓を用意しています。ご希望の方はお知らせください。
  • 撮影中は身体を動かさないようにしてください。動くと画像がぶれてしまいます。
  • 検査中は大きな声を出しても、聞こえない構造になっております。必ず、呼び出し用ブザーをお渡ししますので、気分などが悪くなった場合は遠慮せずに呼び出し用ブザー鳴らしてください。
検査を受けるときの注意
  • 腹部の検査や造影剤を使用して行う検査の時には、食事制限などが必要な場合がありますので注意して下さい。
  • X線と違って被ばくの心配はありませんが、念のため妊娠中の方は申し出てください。
  • 心臓ペースメーカー・体内金属などがある場合は検査を受けて頂けない場合があります。以下の表を参考にして頂き、もし疑問などがある場合は事前にお問い合わせください。
MRI 対応デバイス可否一覧表
  内容 1.5T 3.0T
頭部 脳動脈(瘤)クリップ
種類・材質を確認
(当院脳外科にて2000年以降に使用されたデバイスは可)
頭頚部動脈ステント
人工内耳・中耳
補聴器
取り外して可
取り外して可
眼窩内金属
義眼(金属製)
取り外して可
取り外して可
可変式V-Pシャント
○*1
○*1
カラーコンタクトレンズ
取り外して可
取り外して可
口腔*5 インプラント
磁石埋め込み式差し歯
取り外して可
取り外して可
義歯
胸部 ペースメーカ
対応機種のみ可*2
冠動脈ステント
留置後2週間以上あける
留置後2週間以上あける
胸骨ワイヤー
人工弁(機械式)
ティッシュエキスパンダー
(乳房再建器具)
ニトログリセリン真皮浸透絆創膏
(アルミニウム含むもの)
取り外して可
取り外して可
腹部 大動脈ステントグラフト
血管や管腔臓器内の金属
(フィルター、ステント、コイルなど)
留置後2週間以上あける
留置後2週間以上あける
消化器(上腹部と大腸)の
手術によるクリップ
胃・十二指腸手術ペッツ
ポリペクトミー後の止血クリップ
留置後2週間以上あける
留置後2週間以上あける
磁石式人工肛門
避妊リング
体内埋め込み式インシュリンポンプ
脊髄
骨・関節
脳脊髄刺激電極
人工関節
骨固定金属
その他 材質不明の体内金属のある方
✕*3
入れ墨、タトゥー
○*4
○*4
アートメイク(アイライン・眉毛)
○*4
○*4

*1 撮影後、脳外科医によるバルブ圧調整が必要です。
*2 循環器科不整脈外来・心臓血管外科ペースメーカ外来に受診後、検査可能です。
*3 原則として不可。可能なようなものならば慎重に検査を施行します。
*4 色落ち・発熱する場合があります。説明が必要です。
*5 頭部MRIの画質劣化の恐れがあります。

妊娠12週以内は、原則的に避けるようにしてください。
造影剤について
  • 検査の目的によっては造影剤を使用することがあります。造影剤を使用することによって血管や病巣がわかりやすくなり、より正確な診断が可能になります。
  • MRIの造影剤はガドリニウム造影剤を使用し、体重により約5~20mlを腕の静脈より注入します。
造影剤の副作用
  • 稀にですが次のような症状が起こる場合があります。
  軽度の副作用:かゆみ、蕁麻疹、嘔吐、気分不快感などの症状。
  重度の副作用:呼吸困難、動悸、ひきつけ意識低下などの症状。
  また、検査終了後、数時間~数日後に頭痛、吐き気、かゆみ、蕁麻疹などの症状があらわれることがあります。
  • 造影剤使用時は放射線科の担当医師が患者様の状態を観察しており、副作用が生じたときにはすぐに適切な処置がとれるようにしております。
    何か症状が見られましたら病院にご連絡下さい。

MR

3.0T MR INGENIA(PHILIPS社製)

1.5TMR

1.5T MR Achieva dStream(PHILIPS社製)


MRI装置を用いて、以下の様な画像を撮ることが可能です。
造影剤を使わずに頭頸部・頚胸部を同時に撮影可能です。

画像1 頭頸部

画像2 頚胸部

造影剤を使わずに胆嚢や胆管、膵管を同時に撮影可能です。

画像1 MRCP

約20秒の息止めで撮れる腹部画像です。

画像2 CorSSH
画像3 AxSSH

核医学検査(PET-CT・RI)室

概要

核医学検査はごく微量の放射線を出す医薬品を用いて病気の診断をする検査法です。体内に投与された薬からでる放射線を撮影し、その分布を画像にして臓器の形態や機能を調べることができます。検査に使用する薬を注射するだけなので苦痛や侵襲も少なく、薬から出る放射線はすぐに弱くなって消失するため、放射線による被ばくも少なく安全です。

所要時間(検査全体の時間及び撮像時間)
 脳血流シンチ :30~40分
 心筋シンチ :約1時間(撮像時間15分 午前と午後の2回撮像する場合あり)
 PET-CT :2時間(撮像時間30分)
 骨シンチ :30~40分

検査を受けるときの注意

撮像時間中は動けません。途中で中断した場合、最初からやり直しになることがあります。

PET-CT (PHILIPS社製) 

ガンマカメラ(GE社製)

血管造影室

概要

血管造影検査室において、血管撮影専用のX線装置を用いて行います。脚のつけね、手首、肘などからカテ-テルと呼ばれる細い管を血管内に挿入して、造影剤を血管内のカテ-テル先端から注入し目的とする病変部位の血管を造影して診断・治療を行います。

主な内容としましては以下の検査があります。
  • 心臓カテーテル検査:カテーテルを心臓まで到達させ、そのカテーテルにより心臓内各部の血圧、酸素濃度の測定、心臓の動き、心臓を栄養する冠動脈の状態などを検査します。また狭くなった冠動脈をバルーンカテーテルやステントで広げる治療(PCI:percutaneous coronary intervention)や植込み型除細動器(ICD)の植込み手術、不整脈の原因となっている組織を電極のついたカテーテルで焼灼(しょうしゃく)する心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)なども行います。
  • 頭頚部血管造影検査:脳動脈瘤・脳梗塞など脳血管性病変や脳腫瘍性病変の存在・質的診断が主な目的です。また脳動脈瘤を金属コイルで詰める治療、脳梗塞の血栓を回収する治療、細くなった血管をバルーンカテーテルやステントで広げる治療なども行います。
  • 腹部血管造影検査:主に肝臓、胆道、膵臓等にできた腫瘍の状態を観察し、腫瘍の栄養血管となる動脈に薬を注入したり、塞栓物質を注入して詰めたりする治療です。また消化管出血や交通外傷等の出血を止める為に、出血の原因である血管を詰める治療も行います。
装置紹介
血管撮影室1

心臓血管撮影装置:PHILIPS社製 Allura Xper FD10

  • 2012年1月 更新
  • 高画質6面モニター採用
  • 新技術FPD採用により、透視/撮影の高画質を実現
  • 高性能X線管球採用により、低線量・高画質を実現
  • 被ばく低減機能搭載
  • Stent Boost機能搭載により、ステントの視認性が向上
血管撮影室2

頭腹部血管撮影装置:東芝社製 Infinix Celeve i

  • 2012年4月 更新
  • 高画質56インチ大画面モニター採用
  • CT –Like Image、3D-DSA撮影が可能
  • 3D-ロードマップ機能搭載
  • バイプレーン方式採用することにより、造影剤使用量、被ばく線量の低減、安全性の向上を実現
  • 新技術FPD採用により、透視/撮影の高画質表示を実現
  • 被ばく低減機能搭載

※当院では全国循環器撮影研究会の「被ばく線量低減推進施設認定」を取得し、装置の保守管理や被ばく低減に努めております。


Allura Xper FD10(PHILIPS社製)

Infinix Celeve i (東芝社製)

乳腺撮影室

概要

乳房撮影専用低電圧X線撮影装置を使用します。骨を透過できない低電圧X線を乳房のみに照射することで、軟部組織(乳腺、脂肪)で構成される乳房を高画質に描出します。そのため、乳房を引っ張り薄く伸展することが必要です。薄くすることで乳腺が広がり病変を見つけやすくなり、また、被ばくを減らすことができます。そのため撮影時に乳房を圧迫する際、痛みを伴います。
当院では、乳腺専門医による乳腺外科で診察しマンモグラフィ撮影をします。
1回の来院で、マンモグラフィ、乳腺エコー、触診を受け、当日に診断結果を聞くことができます。
乳がん検診(市民検診)のマンモグラフィの撮影も行っています。検診施設として定められた水準を満たした検診画像を提供しています。

※ 日本乳がん検診精度管理中央機構の検診画像認定施設
※ 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師による撮影

所要時間

検査時間 約10分
撮影1回は約1~2分
左右2方向(MLO、CC)の4回撮影
50歳以上の乳がん検診は 左右1方向(MLO)の2回撮影

検査を受けるときの注意

圧迫時は痛みを伴います。痛みは個人差があります。
周期的に乳房が張っているとき(月経前)は、痛みが増す傾向にありますが、撮影は可能です。月経中も撮影は可能です。
乳房に付着しているものを外して撮影します。パウダー(制汗剤に含まれるもの)はふき取る必要があるので使用しないで下さい。
豊胸術を受けた乳房は市民検診の乳がん検診は受けれません。乳腺外科の診察での乳房撮影は可能です。診察および撮影時には豊胸術を受けたことを伝えてください。
男性乳房も圧迫を加えて撮影します。
妊娠中の方は主治医に伝えてください。

検査の実際

上半身脱衣で立って撮影します。椅子にかけても撮影可能です。撮影装置の圧迫板で必要な強さに圧迫をして、左右別々に撮影します。撮影技師が位置合わせをするので、痛みが我慢できなければ、すぐに圧迫を止めることは可能です。圧迫は、撮影後すぐに自動で解除されます。

Amulet f (FUJIFILM社製)

骨塩定量検査

概要

骨塩定量は、骨の構成要素であるカルシウムやミネラル成分の量(骨密度)を測定し、正常な値(標準値)と比較することによって、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断や薬剤、栄養・運動療法などの治療効果を判定するために必要な検査です。

所要時間

5~10分

検査を受ける前に

金属のついていない服装の着用をお願いします。同日に他の検査(CT・MRIなど)で造影剤を使用した直後には測定できませんので検査予約時に申し出てください。

検査の実際

検査台の中央に仰向けに寝ていただき、身体が真っすぐになるようにします。腰椎の撮影では膝関節と股関節を屈曲させて撮影を行います。当院での測定は、DEXA法(2重エネルギーX線吸収測定法: Dual Energy X-ray Absorptiometry)と呼ばれる方法で、2種類のエネルギーレベルのX線透過率の差を利用して、一般的には腰椎正面・大腿骨の頚部などで骨密度を測定します。大腿骨の測定は大腿骨頚部骨折の危険性を最も鋭敏に予測します。放射線の被ばく量もわずかです。

Discovery(HOLOGIC社製)

放射線治療科

概要

リニアック(治療用の高エネルギーX線・電子線発生装置)を用いて、体の外から病変部をねらって放射線を照射します。放射線治療科医師による診察ののち、CTによるシミュレーション(治療計画)を行い、数日以内に治療開始となります。当院では、通常の外照射とともに、画像誘導放射線治療(IGRT)・定位放射線治療といった高精度放射線治療も行なっています。

所要時間

CTシミュレーション:15~20分(照射方法により30分以上かかることもあります)
外照射:10~20分(照射方法によっては30分以上かかることもあります)

治療を受けるときの注意

皮膚マークの取り扱い
皮膚に直接マーキングを行います。(マークが無い場合もあります)
治療終了まで、決して消さないで下さい。
これは放射線を照射する部位や患者様の治療体位を再現する為のものであり、なくなると治療することができません。マーク箇所を擦ったり、テープ等を貼ったりしないで下さい。

治療回数について

治療開始時に、大まかな回数を決定しますが、治療経過により途中で変わることがあります。

装置紹介

平成24年8月に治療装置および治療計画用CT装置を更新しました。
治療装置 VARIAN社製 CLINAC iX
位置照合システム BRAINILAB社製 ExacTrac X-Ray 6D
治療計画用CT GE社製 OPTIMA CT580 W

CLINAC iX(VARIAN社製)

OPTIMA CT580W(GE社製)

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