診療科紹介

HOME > 診療科紹介 > 放射線治療科

当科では、各種悪性腫瘍(がん)に対する放射線治療(外部照射)を行っています。また、脳腫瘍・脳転移に対する定位放射線治療も行っております。放射線治療は、手術、化学療法と並んで、がん治療法三本柱の一つです。基本的に局所的な治療で、他の治療法に比べて体の負担が小さいといった特徴から、早期がんに対する治癒を目指す治療から転移がんに対する緩和的な(症状を和らげる)治療まで幅広く用いられます。
がんの治療においては、がんの種類、進行状況、全身状態により治療の目標を見定め、患者さんの意向を汲み取り、最適な治療法の選択するあるいは組み合わせることが大切です。そのために、院内外の各診療科との連携を密にして診療にあたっています。また、初診時には、放射線治療についてなるべくわかりやすく説明して、患者さんが納得して治療をうけていただけるよう心がけています。
実際の放射線治療は、医師(放射線腫瘍医)や、放射線技師、看護師、放射線治療品質管理士、医学物理士などの多職種からなるチームで行います。それぞれの職種がもつ技術、長所を生かして、患者さんに安心して治療を受けていただけるようきめ細やかに対応していきます。
当院では、放射線治療装置を更新し、2012年8月より新しい装置・システムによる治療を開始しました。治療室内に併設したイメージング装置を用いて体内臓器を目印に照射位置を合わせる画像誘導放射線治療(IGRT)が可能となり、狙った部位に照射する精度が向上しました。頭部の定位放射線治療では、ミリメートル単位の高い位置精度を得るために、従来は金属製のフレームを患者さんの頭部に取り付け・固定することが必要で、痛みを伴う局所麻酔が避けられませんでしたが、新しいシステムでは、麻酔不要のプラスチック製マスクによる固定でも、高い精度が維持でき、患者さんの負担・苦痛を大幅に軽減できます。
なお、他院で診療を受けておられ、当科を初めて受診される患者さんは、地域連携室であらかじめ診察を予約していただき、主治医の先生の紹介状および検査資料を持参下さい。

診療内容

悪性腫瘍(がん)、ごく一部の良性疾患(甲状腺眼症、ケロイドなど)に対する放射線治療

医師紹介

氏名 補職名 認定資格 専門分野
小倉 昌和 部長 日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会共同認定放射線治療専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本医学放射線学会研修指導者認定
放射線治療全般
岸 徳子 副医長   肝胆膵癌、頭頚部癌、高精度放射線治療

診療実績

  2012年 2013年 2014年
放射線治療患者数(新規) 226 258 290
 内訳(原発部位別) 中枢神経 0 4 10
頭頸部 41 33 50
食道 13 17 14
呼吸器 64 86 109
乳房 53 53 44
肝胆膵 8 8 7
胃小腸大腸 14 17 17
婦人科 1 1 5
泌尿器 20 14 14
血液リンパ系 5 3 6
皮膚骨軟部 2 7 3
その他の悪性腫瘍 1 7 5
良性疾患 4 8 6
放射線治療患者数(新患+再患) 268 300 355
緩和照射 骨転移 40 59 78
脳転移 46 30 54
特殊治療 頭部定位照射 16 15 21
体幹部定位照射 1 10 12
ストロンチウム内用療法 - - 4

↑このページのトップへ

診療科紹介 専門外来
五十音順