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呼吸器内科

当科と呼吸器外科は共同して診療に当たっています。どちらの医師が診てもカンファレンスは合同で行い、また研究も共同して行っています。病院外来は呼吸器科として行っていますので、呼吸器疾患の患者さんはどの曜日でも診療が可能ですが、専門分野を記載していますのでそれを参考にしてください。

実地医家の先生方との呼吸器疾患に関する研究会、勉強会は10を超え、地域のレベルアップを今後も計っていきたいと思います。 

取り扱い疾患
症候分類 具体的疾病名・症状
呼吸器感染症 肺炎、肺膿瘍、肺化膿症、肺結核、肺真菌症、気管支拡張症の二次感染、慢性気道病変、肺非結核性抗酸菌症
閉塞性肺疾患 COPD 気管支喘息、慢性気道病変(DPBなど)
間質性肺疾患 原因不明の間質性肺炎、薬剤性肺傷害、膠原病関連間質性肺炎など
腫瘍性肺疾患 肺癌、肺血管種、悪性胸膜中皮腫など
呼吸不全 在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法(非侵襲型、侵襲型)
その他 サルコイドーシス、肺胞蛋白症、過敏性肺臓炎、器質化肺炎、ランゲルハンス細胞組織球症など
泉州地区における呼吸器疾患の中心施設として、全ての呼吸器疾患の診療に当たっています。呼吸器外科との緊密な連携の元、共同して診療にあたりますので、手術を考える症例も当科で対応できます。感染症につきましては明らかに塗抹陽性の肺結核を除けば肺結核、結核性胸膜炎、結核性リンパ節炎にも対応致します。
専門外来
禁煙外来
担当医師 医師交代制
受付方法 一般外来を一度受診いただいた後に予約となります。
①禁煙外来を希望される患者さんは、まず通常の呼吸器外来を受診していただき、スクリーニング検査(約1万円)など受けていただいた後、呼吸器外来から予約させていただきます。
②呼吸器外来を初診の患者さんの場合、呼吸器科受診に紹介状もしくは院内対診が必要となりますのでご注意ください。
③他院で精神科に通院されている患者さんに関しては、禁煙することによる精神状態の悪化に対応できないため、原則お断りさせていただきます。
診察日時 水曜日 15時から(完全予約制)
医師紹介
氏名 補職名 認定資格 専門分野
加藤 元一 センター長 日本内科学会認定内科医
日本アレルギー学会アレルギー専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
ICD(Infection Control Dctor)
京都大学臨床教授
気管支喘息
アレルギー
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
呼吸器感染症
肺癌の診断
高橋 憲一 部長   呼吸器疾患全般
谷村 和哉 医長 日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本アレルギー学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
 
北岡 文 専攻医   呼吸器疾患全般
西岡 憲亮 専攻医    
平山 寛 専攻医   呼吸器疾患全般
古下 義彦 応援医師 日本内科学会認定内科医 肺癌、ARDS、
人工呼吸管理
小笹 裕晃 応援医師    
出原 裕美 応援医師 日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
肺呼吸器疾患全般
喘息
診療・検査
<診療>
症候分類 具体的疾病名・症状
肺癌 肺癌は癌拠点病院として、腫瘍内科、呼吸器外科との緊密な協力のもと手術、化学療法、放射線療法などエビデンスに基づく国際標準治療を行います。2006年5月より化学療法センターが発足し、合わせて呼吸器外来も整備・充実されました。
呼吸器感染症 呼吸器感染症は、肺炎をはじめICD(感染管理医師)としての経験をいかし抗菌薬の適正使用等についてもディスカッションができると考えます。肺結核については、感染症法37条の規定で他に感染させる恐れの有る方は入院管理できませんが、診断の為の紹介あるいは他に感染させる恐れの無い方の治療については当科で管理可能です。
気管支喘息 気管支喘息は地域の専門拠点施設として全国治験も行っています。現在の病態を把握する適切な診断と国際ガイドライン(GINA)及び日本アレルギー学会気管支喘息ガイドラインに基づく治療を行います。岸和田医師会と共同で、病診連携ネットワークを構築しました。
COPD 近年増加の著しいCOPDについては、早期の診断、GOLDガイドラインに基づく治療を行ないます。在宅酸素療法、非侵襲型人工呼吸器の在宅管理及び気管切開後の在宅人工呼吸管理も施行しています。
また、在宅酸素療法、非侵襲型人工呼吸器の導入、呼吸不全の評価を行っています。
間質性肺炎 ATS(アメリカ胸部疾患学会)ガイドライン、日本呼吸器学会間質性肺炎ガイドラインに基づく分類を行い国際標準治療を行います。急性憎悪に対する対処及び在宅酸素療法を行っています。
サルコイドーシス
などの指定難病
サルコイドーシスは当科管理約40名を数え、地域の中心施設となっております。日本サルコイドーシス・肉芽腫性肺疾患学会のホームページをご参照下さい。
急性呼吸不全 突然の呼吸困難で肺原性のものを治療します。挿管人工呼吸管理、非侵襲型人工呼吸管理を行います。呼吸器緊急の場合は、まず救急部で初療を行い、当科スタッフに引き継ぎます。
その他の肺疾患 悪性胸膜中皮腫や肺アスベスト症(石綿肺)の診断、治療が可能です。相談症例も歓迎です。薬剤性肺傷害の検査も行っています。
禁煙外来 喫煙は、呼吸器疾患のみならず、種々の疾病に関与していることは周知の事実です。当科では、呼吸器外科との協力の下に、2007年1月から禁煙外来を設けました。地域において禁煙外来を行っている実地医家の先生方との協力の元に、一人でも多くの方が禁煙に踏み切れるように協力致します。禁煙外来のご案内
<検査>

特殊検査
・気管支鏡検査
 (経気管支肺生検:TBLB、気管支肺胞洗浄:BAL、EBUS‐TBNA、EBUS‐GS)
・CTガイド下肺生検
・肺機能精密検査、FeNO(呼気NO濃度測定)、気道可逆性検査、モストグラフ
・肺血流シンチ、FDG‐PET、骨シンチ
・高解像度CT(HRCT)における肺構造の解析
・呼吸不全評価、6分間歩行検査
・在宅酸素療法導入
・非侵襲型(在宅)人工呼吸器(NIPPV)導入

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呼吸器外科

当科では肺癌と自然気胸に特に力を入れています。肺癌は病期(ステージ)Ⅰ、Ⅱ期は手術による完全切除を、Ⅲ期は術前の化学療法や放射線療法で効果が認められた症例に対し積極的に切除を試みています。また切除困難な症例には呼吸器・アレルギー科、放射線科と連携し、術前、術後の化学療法や放射線療法などを駆使し、いわゆる集学的治療を行っています。自然気胸は若年男性に多い疾患です。良性疾患とは言え再発が大きな問題となります。平成19年より吸収性シートを用いたカバーリングを導入し、再発防止に効果をあげています。病状や経過に適した治療方法を十分に説明の上、患者さんが納得された選択を優先するよう心がけています。

当科では手術全体の約8割が手術胸腔鏡手術(VATS)で占められています。VATSとは数cm程度の皮膚切開を数カ所設け、ビデオカメラをガイド下に行う胸部手術で患者さんへの負担が軽減されます。気胸などの良性疾患、肺癌、縦隔腫瘍などにも適応を広めています。例えば、臨床病期Ⅰ期の早い段階の肺癌に対しVATSは良い適応です。従来の開胸術は30cm程度の皮膚切開と肋骨切断を要していました。VATS では5cm程度の皮膚切開(小開胸)と2cmの処置口を2箇所設けて行われます。患者さんへの侵襲が少なく、多くの方が術後早期退院されています。術式については患者さんに十分な説明を行い、VATSまたは標準開胸術を選択して頂いています。

また自然気胸の手術のほぼ全例にVATSが適応され、多くの方が術後2、3日で退院されています。数年前より、呼吸性被覆剤を用いたカバーリングを導入し、1年後の気胸再発は殆ど認めず、有効な成績を治めています。最近増加している悪性胸膜中皮腫にもVATS(全身麻酔下または局所麻酔下)を用い、確定診断に努めています。

取扱い疾患
疾患 具体的疾病名・症状
腫瘍性疾患 肺癌,転移性肺腫瘍,肺良性腫瘍など
縦隔疾患 縦隔腫瘍(重症筋無力症を含む)、縦隔炎、縦隔気腫など
胸膜・胸壁疾患 自然気胸,肺嚢胞症、胸膜中皮腫,胸壁腫瘍など
炎症性肺疾患 膿胸,胸膜炎、肺化膿症、肺真菌症、肺結核腫など
肺血管性疾患 肺動静脈瘻、肺分画症など
胸部外傷 肋骨骨折、胸骨骨折など
その他 手掌多汗症、気道内異物、ステント留置術を要する気道狭窄など
医師紹介
氏名 補職名 認定資格 専門分野
松本 和也 部長 日本胸部外科学会認定医
日本外科学会認定医
呼吸器外科専門医
日本外科学会外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
呼吸器外科全般
三浦 幸樹 医長 呼吸器外科一般
肺癌
気胸
診療実績
<特殊検査>
<主な手術例数>
平成28年度手術件数 122例(胸腔鏡下手術 105件含む)
手術対象疾患(代表例) 手術数
肺がん 71
転移性肺腫瘍 4
気胸・血気胸 23
縦隔腫瘍 5

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