平成30年度 市立岸和田市民 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 562 182 216 219 519 891 1742 2846 1766 263
平成30年度に退院した患者数を年齢階級で分けた表です。
最も多い年齢階級は70歳代で、60～80歳代が全体の3分の2を占めています。
当院は泉州地域で唯一のがん診療連携拠点病院であり、地域の高齢化に伴い、
がん患者における高齢者の割合も増加していることが影響していると考えられます。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 317 3.72 3.43 1.26 71.26
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍　手術あり　手術・処置等２ なし 94 10.81 11.87 0 67.88
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 90 7.37 10 0 70.8
040110xxxxx0xx 間質性肺炎　手術・処置等２ なし 54 23.67 19.06 9.26 75.02
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 51 14.63 13.63 3.92 75.12
呼吸器科の特徴は、呼吸器系疾患の診断のために行う気管支鏡検査目的の入院症例が多いことです。
当院は呼吸器内科、呼吸器外科、呼吸器センターを設置しており、近隣医療機関より月に100名以上の紹介患者さまを
受け入れています。
特に呼吸器悪性腫瘍に対しては、腫瘍内科・放射線治療科・緩和ケア内科など関連他科とも密に連携して個々のケースに
合わせ最適かつ円滑な医療を行っています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 158 9.33 10.08 1.9 73.54
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病 なし 65 3.97 2.67 1.54 71.06
060050xx97x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 51 9.71 10.42 3.92 72.94
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 48 5.96 11.79 6.25 71.44
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　手術・処置等２ なし 40 8.7 8.52 5 73.78
消化器内科の特徴は、内視鏡を使った手術目的の入院が上位を占めていることです。
平成30年度も早期退院を目指した診療に取り組み、平均在院日数は10.5日と前年度（10.9日）より更に短縮しました。
また、肝臓外来および膵臓外来を設置しており、多くの紹介患者さまを受け入れています。特に膵胆管を主体とした専門的検査が
急増しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 145 3.38 3.01 0 71.52
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２ なし 141 6.43 5.15 0.71 64.43
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 130 17.05 17.66 21.54 83.85
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 108 4.63 4.47 0 71.72
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞　その他の手術あり　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 55 10.27 12.52 1.82 70.73
循環器内科の特徴は、24時間心臓救急医療に対応できる体制を整え、緊急入院を多く受け入れていることです。
近年は不整脈診療にも注力し、急性冠症候群、急性心不全、頻脈性不整脈疾患といった循環器3大疾患をバランス
よく診療しています。
また、入院患者さんの高齢化に対応するため、特に高齢者の繰り返す心不全入院などは、近隣病院と連携を強化して
診療にあたっています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 80 4.18 4.96 1.25 71.12
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 58 5.62 7.3 6.9 64.16
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 41 6.12 8.95 2.44 69.8
060035xx01000x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 33 12.73 15.3 6.06 71.48
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等 32 5.09 6.52 0 59.19
外科の特徴は、地域医療を支えるため、救急症例や他院で治療困難な腹部外科疾患も積極的に受け入れ治療を行っていることです。
また、泉州地域のがん地域連携拠点病院として消化器癌の外科治療を担うべく努力しています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 75 7.56 7.89 0 18.61
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 55 6.82 7.04 0 55.78
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍　甲状腺悪性腫瘍手術　切除等　手術・処置等１ なし 50 7.7 8.68 0 59.34
030428xxxxxxxx 突発性難聴 49 13.37 9.02 0 60.47
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし 42 5.36 5.43 0 43.19
耳鼻咽喉科の特徴は、耳・鼻・のどの疾患に幅広く対応できることです。
また、頭頸部がん専門医制度の指定研修施設に認定されており、腫瘍内科、放射線治療科、口腔外科と連携し、
先進的で高度なチーム医療を行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病 なし 94 4.82 6.19 0 1.15
0400801199x00x 肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 64 4.8 5.71 4.69 3.47
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎　手術・処置等２ なし 50 3.78 5.42 4 3.88
040100xxxxx00x 喘息　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 42 5.07 6.62 2.38 3.31
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎　手術・処置等２ なし 39 4.44 6.14 0 2.13
小児科の特徴は、感染症などの急性疾患が多いことです。
泉州地域の中核病院小児科として、小児疾患全般にわたって幅広く診療し、可能な限り対応できるように努めています。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 61 7.66 10 1.64 66.69
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 61 3.43 3.43 1.64 70.7
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 41 17.2 14.58 7.32 71.27
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ３あり 18 44.94 36.03 0 63.56
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり 12 21.08 23.14 33.33 73.08
腫瘍内科の特徴は、肺の悪性腫瘍に関する入院症例が上位を占めていますが、がんに関連する合併症に対する緊急入院や、
多岐にわたるがん種の化学療法や臓器特異的な症状対応などを行っていることです。
また、「腫瘍内科」は日本では少数の診療科で、がん薬物療法専門医が所属し入院・外来診療とも本格的に稼動している施設は
特に少数です。
対象疾患は胸部悪性腫瘍、頭頚部腫瘍、消化器腫瘍、胆・膵腫瘍、肉腫などを中心とした固形腫瘍で、関連各科と連携を取り
ながら方針を決定し、診療にあたっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ５あり　定義副傷病 なし 38 9.05 4.61 15.79 68.53
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等 30 9.43 9.87 3.33 50
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍　腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 27 5.93 6.16 0 43
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 25 8.68 4.85 0 63
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２ なし 25 4.64 3.2 0 38.88
産婦人科の特徴は、婦人科腫瘍専門医に加え、放射線治療医、腫瘍内科医、緩和ケア内科医等の医師がそろっており、
がんに関する集学的な治療が可能であることです。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 85 7.48 7.2 0 72.53
11012xxx020x0x 上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 52 6 5.62 3.85 64.29
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病 なし 28 9.61 12.58 3.57 70.21
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等　経尿道的前立腺手術等 23 6.87 8.65 0 71.87
110080xx9903xx 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ３あり 17 10.41 14.55 23.53 79.35
泌尿器科の特徴は、泌尿器疾患全般にわたって対応しており、抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせた集学的治療を行って
いることです。
また、尿失禁外来や前立腺肥大症手術（レーザーを使用したHoLEP手術）を導入していることも近隣病院にはない特色です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 62 26.55 26.3 80.65 80.52
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 27 21.67 24.26 18.52 74.85
160760xx97xxxx 前腕の骨折　手術あり 27 6.07 5.68 7.41 66.7
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼　骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等 19 11.79 15.48 0 71.74
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 18 19.83 22.27 11.11 70.56
整形外科の特徴は、骨折などの救急患者さまだけでなく、高齢者に多い関節・脊椎疾患など慢性疾患の治療を多く実施
しているところです。
泉州地域の地域基幹病院として、近隣のクリニックや病院からの紹介患者さまは、病床の許す限り受け入れを行う体制で
業務にあたっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 53 12.83 16.18 33.96 72.62
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫　慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 28 9.86 11.8 28.57 76.39
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 19 23.32 18.72 78.95 71.21
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 16 7.94 7.35 12.5 62.75
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 １あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2 14 18.5 18.22 42.86 73.5
脳神経外科の特徴は、地域の脳卒中治療に貢献すべく脳神経外科領域全般に渡って診療を行っていることです。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼 221 2.03 2.84 0 75.89
020220xx97xxx0 緑内障　手術あり　片眼 13 4.92 8 0 76.92
020200xx9710xx 黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 11 5 7.05 0 69.64
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症　手術あり　手術・処置等２ なし　片眼 - - 7.52 - -
020290xx99xxxx 涙器の疾患　手術なし - - 7.18 - -
眼科の特徴は、平成29年4月に診療科部長が着任して以来、入院症例件数が増え、特に白内障手術の入院症例が
急増していることです。
近年、泉州地域でも硝子体手術者が増えてきているものの、緑内障手術施行可能な医師は限られているため、可能な
限り当院にて施行できるよう努めています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 111 14.45 16.17 2.7 75.9
130010xx97x2xx 急性白血病　手術あり　手術・処置等２ ２あり 19 30.53 40.13 0 66.37
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 16 25.13 32.36 0 68.56
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群　手術あり　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 11 19.91 21.33 0 72.82
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物　手術なし　手術・処置等２ ５あり - - 23.43 - -
血液内科の特徴は、前年度に比べて多くの新規患者さんを受け入れ、特に腫瘍性疾患（悪性リンパ腫、急性白血病、多発性骨髄腫）
に関しては、症例が増加していることです。
また、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫において近年多くの新規薬剤が登場しており、当院においても積極的にそれらを用いた治療を実施しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患　下肢静脈瘤手術等 76 2.04 2.85 0 67.87
050210xx97000x 徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１ なし、１,３あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 48 9.29 11.01 6.25 81.79
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 11 12.18 8.75 9.09 68.09
050080xx01010x 弁膜症（連合弁膜症を含む。）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 なし 10 35.2 24 10 74.8
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ １あり - - 35.72 - -
心臓血管外科の特徴は、心臓手術、大血管手術、閉塞性動脈硬化症に対する血行再建手術等に加え、下肢静脈瘤手術治療も
多数行っていることです。
また、循環器疾患救急対応も行い循環器系疾患全般を診療対象としています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等２ なし 93 9.19 10.59 0 59.15
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）　手術・処置等２ なし 48 6.19 6.23 0 59.15
090010xx99x00x 乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 8.37 - -
090010xx97x40x 乳房の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし - - 6.54 - -
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍（脊椎を除く。）　手術なし　手術・処置等２ ２あり - - 23.39 - -
乳腺外科の特徴は、原発性乳がんの診断・手術・術前後薬物療法と、進行再発乳がんの薬物療法を中心に診療を行っていることです。
また、乳がんは女性悪性腫瘍罹患率の第一位であるため、地域がん診療拠点病院において乳がんを専門に取り扱う乳腺専門医は必須
の存在であり、当院では乳腺専門医が一貫して乳がん診療を担当しています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２ なし 28 3.21 3.15 0 74.71
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１ なし 25 4.72 4.86 0 41.16
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし 14 10.07 12.51 0 59.14
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし 13 5 4.05 0 52.69
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし 13 10.46 8.16 0 77.38
形成外科の特徴は、同市内で形成外科常勤医のいる医療機関は当院のみのため、外来診療のみならず入院診療も含め、
地域のニーズに応えられるよう診療にあたっていることです。
形成外科的疾患は多様性に富むことから、専門的治療も積極的に行っています。
代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術なし　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 なし　85歳未満 56 11.34 13.9 0 61.95
100071xx99x100 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）　手術なし　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 なし　85歳未満 - - 14.27 - -
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし - - 6.35 - -
100060xx99x100 １型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術なし　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 なし　85歳未満 - - 13.16 - -
100070xx99x000 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし　85歳未満 - - 11.05 - -
代謝・内分泌内科の特徴は、糖尿病地域連携パスや糖尿病チーム医療を積極的に実施しているところです。
泉州二次医療圏では内分泌専門医が少なく、地域の診療所のみならず中堅病院からも多くの紹介患者さまを受け入れています。
緩和ケア内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 13 25.46 14.58 0 76.15
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり - - 23.14 - -
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 11.79 - -
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 13.33 - -
03001xxx99x00x 頭頸部悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 13.2 - -
緩和ケア内科の特徴は、院内他科からの紹介率が75％を超えているため、当院で最も多い肺の悪性腫瘍の患者数が当科入院
患者数としても最も多くなっていることです。
がん診療拠点病院での診断・治療・終末期のあらゆる時期への緩和ケアのニーズが高まっていることが影響しているといえます。
※DPCデータ上の平均在院日数は、当院での入院期間（転棟転科を含む）となるため、他科連携が多い当科の平均在院
日数は長い傾向となっていますが、緩和ケア病棟への入院期間のみに絞ると、平成30年は平均で16.8日でした。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし 20 3 8.16 0 74.3
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし 10 8.9 12.51 0 64.5
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 8.98 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし - - 4.05 - -
080190xxxxxxxx 脱毛症 - - 3.52 - -
皮膚科の特徴は、依然として常勤医師一人体制であるものの、入院患者数は前年度より増加したことです。
特に、基底細胞癌や有棘細胞癌、Bowen病など皮膚悪性腫瘍に対する手術入院症例が多くなっています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 59 - 12 22 - 36 1 8,7
大腸癌 30 38 31 31 - 39 1 8,7
乳癌 57 53 15 - - 10 1 8,7
肺癌 197 73 179 203 - 262 1 8,7
肝癌 10 23 - - - 47 1 8,7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
初発の件数は、多い順に肺癌、大腸癌、乳癌、胃癌、肝癌となっています。当院は呼吸器センターを有し、泉州二次医療圏に
おける呼吸器系疾患のシェアは前年に引き続き1位であり、初発の件数も6割以上が肺癌が占めています。
再発の件数は、肺癌、肝癌、大腸癌、胃癌、乳癌の順で多く、肝癌は再発の割合が多くなっていることがわかります。
また、国指定の地域がん診療連携拠点病院として、StageⅣの重症患者さまも多く受け入れています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 16 11.56 57.81
中等症 81 18.91 73.26
重症 38 18.45 82.13
超重症 - - -
不明 - - -
成人市中肺炎の中等症の患者数が最も多いことがわかります。
また、重症度が上がるほど在院日数が伸びる傾向にあることや、高齢者が多いことがわかります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 157 18.06 74.09 37.99
その他 22 12.5 77.45 3.91
脳梗塞と診断された患者さまのうち、ほとんどが発症から3日以内に入院され早期から治療を受けておられます。
平成30年は、神経内科の常勤医が着任し、脳神経外科と神経内科で連携して診療にあたっています。
また、約3～4割の患者さんが他院に転院し、リハビリテーションや療養入院を続けていることがわかります。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 92 1.32 4.08 6.52 62.85
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 57 0.98 1.79 1.75 58.82
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 40 3.38 11.63 17.5 72.03
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 32 1.03 1.5 0 67.88
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 24 0.46 2.79 4.17 37.88
外科では、緊急手術を要する症例はできるだけ断らずに対応しており、前年同様胆のう炎、胆のう結石で行う手術が上位となっています。
それぞれの医師が専門領域を持ち、泉州地域のがん地域連携拠点病院として消化器癌の外科治療に貢献できるよう努力しています。
また、上位5位には入っていませんが、腹膜播種性悪性疾患の治療を実施している全国で数少ない施設の一つです。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 105 0.84 11.24 4.76 75.15
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等 86 1.09 4.2 3.49 73.02
K6871 内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの 等 53 0.92 6.83 0 71.09
K6152 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術） 48 1.23 7.52 2.08 72.9
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 39 0.92 6.72 5.13 73.56
消化器内科では、内視鏡を使った手術が大半を占めています。入院下においては内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が2番目
となっていますが、外来手術としても、多数の下部消化管ポリペクトミーを実施しています。
また、膵・胆管癌の早期発見および治療のため、超音波内視鏡を使った検査（EUS/EUS-FNA）を積極的に実施しており、
それに関連した手術が上位となっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 等 126 1.89 2.86 0.79 73
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術　心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 109 2.82 2.78 0.92 65.06
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの 等 32 0.09 9.97 6.25 71.63
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術　その他のもの 31 1.9 3.06 0 62.48
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの 等 31 0.06 15.32 6.45 70.68
循環器内科では、平成30年は800件を超える心臓カテーテル検査を実施し、経皮的冠動脈ステント留置術が上位を占めています。
また、不整脈に対するカテーテルアブレーション治療も積極的に行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術　摘出 等 73 1 5.71 0 22.41
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術ＩＩＩ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 49 1.02 4.8 0 56.67
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術　片葉のみの場合 等 28 1 4.86 0 59.32
K3932 喉頭腫瘍摘出術　直達鏡によるもの 等 26 1.15 1.38 0 63
K3191 鼓室形成手術　耳小骨温存術 15 1 5.33 0 46.93
耳鼻咽喉科では、口蓋扁桃手術の件数が最も多く、平均年齢が他の手術に比べて低いことがわかります。
また、泉州二次医療圏における耳鼻咽喉科疾患の最終診療科としての役割を担い、手術を必要とする耳鼻咽喉科疾患は
ほぼすべて受け入れています。特に、耳科手術と頭頚部腫瘍手術に注力しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 等 60 3.43 14.08 45 75.7
K0821 人工関節置換術　肩、股、膝 等 51 1.73 19.24 21.57 72.82
K0462 骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨 等 35 1.89 7.66 17.14 64.14
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 等 30 6.4 25.43 86.67 81.87
K0483 骨内異物（挿入物を含む。）除去術　前腕、下腿 等 19 2 3.58 0 54
整形外科では、急性期病院のため骨折などの救急患者さんに対する手術を多く実施していますが、脊椎疾患、関節疾患、人工関節
置換術など変性疾患に対する手術も行っています。
また、当院で手術等の急性期治療を終えた後、病状が落ち着けば紹介元もしくはリハビリ専門の回復期の医療機関への転院を円滑
に行えるよう地域医療連携室と密に連絡を取って対応しているため、転院率が他の診療科に比べ高くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの 等 224 0.01 1 0 75.9
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術　網膜付着組織を含むもの 26 0 4.35 0 67.27
K2684 緑内障手術　緑内障治療用インプラント挿入術（プレートのないもの） 等 - - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他） 等 - - - - -
K2682 緑内障手術　流出路再建術 等 - - - - -
眼科では、白内障手術がほとんどを占めています。
依然として常勤医1名体制ではあるものの、入院手術件数は前年より増加しており、難症例の白内障手術なども積極的に
受け入れています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 31 1.48 7.35 3.23 53
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 等 27 1.15 4.52 0 40.85
K867 子宮頸部（腟部）切除術 25 1.16 2.48 0 38.88
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 17 1.59 4.24 0 46.53
K872-3 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 14 0.93 2 0 41.86
産婦人科では、国指定の地域がん診療連携拠点病院として設備面も充実しているため、開腹・膣式・腹腔鏡下・子宮鏡下
すべての術式に対応可能で、患者さまにとって最も安全で最適な術式を選択しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　その他のもの 等 65 1.74 4.82 0 72.18
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 52 1.65 3.21 3.85 64.21
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術　ホルミウムレーザーを用いるもの 23 1.52 4.35 0 71.87
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの 21 1.86 4.62 0 73.48
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 20 0.9 10.7 10 65.9
泌尿器科では、膀胱悪性腫瘍手術の件数が最も多くなっています。
また、低侵襲検査・治療を目指しており、軟性膀胱鏡検査や腹腔鏡手術も積極的に行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 73 0 1.04 0 68.63
K597-2 ペースメーカー交換術 28 0.25 4.71 7.14 82.79
K5972 ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合 22 4.59 9.95 4.55 82.09
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 等 19 6.16 14.74 21.05 68.53
K5551 弁置換術　１弁のもの - - - - -
心臓血管外科では、下肢静脈瘤血管内焼灼術が上位となっていますが、地域中核公立病院として、心臓手術(冠動脈バイパス、
弁膜症手術など)、大血管手術(胸部、腹部大動脈瘤、大動脈解離など)、閉塞性動脈硬化症に対する血行再建手術(下腿への
遠位バイパスを含む)、シャント手術(人工血管シャント含む)などを行っています。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は１肺葉を超えるもの 等 63 2.33 7.65 0 68.71
K5131 胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの） 31 6.87 4.32 0 34.74
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 16 5 7.75 6.25 70.63
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除 等 10 3.2 6 0 66.7
K5132 胸腔鏡下肺切除術　その他のもの 等 - - - - -
呼吸器科では、全手術のうち胸腔鏡下手術が85％以上を占め、原発性肺癌手術を多数行っています。
南泉州地域には、呼吸器内科・外科医師が常駐する病院は少なく、がん診療連携拠点病院として、特に呼吸器悪性腫瘍に関しては、
個々のケースに最適な治療を行うことを念頭に診療にあたっています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 等 49 1.45 3.78 0 59.1
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 42 1.76 6.07 0 60.69
K4765 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの 等 19 1.42 7.89 0 63.58
K4768 乳腺悪性腫瘍手術　乳輪温存乳房切除術（腋窩郭清を伴わないもの） 18 1.33 6.17 0 48.83
K4764 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。）） - - - - -
乳腺外科では、乳がんの手術が上位を占めています。
診療内容に応じて病理専門医・形成外科専門医・放射線治療専門医・緩和医療専門医および、
がん看護・化学療法看護・がん性疼痛の認定看護師と連携して診療を行っています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径６センチメートル以上１２センチメートル未満 等 24 0.54 4.58 0 52
K2191 眼瞼下垂症手術　眼瞼挙筋前転法 20 0 2.05 0 75.75
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 等 18 0.78 10 0 78.44
K2193 眼瞼下垂症手術　その他のもの 等 - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径３センチメートル以上６センチメートル未満 等 - - - - -
形成外科では、外来で行う手術が多数を占めるため、他科と比較すると入院手術件数は少なくないものの、前年に比べると
増加しています。
地域の中核病院として役割を果たすべく、診療にあたっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 27 0.22 8.85 25.93 76.59
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの - - - - -
K1781 脳血管内手術　１箇所 - - - - -
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング　１箇所 - - - - -
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
脳神経外科では、例年通り慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が上位となっています。
脳梗塞超急性期における血行再建治療体制を整備し、院内の医師、看護師、放射線技師および近隣開業医師とも連携し
対応しています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 22 6.14 7.23 4.55 65.91
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 17 3.71 1.71 0 64.12
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） - - - - -
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 等 - - - - -
腫瘍内科では、症状緩和や栄養管理のために必要な手術が上位となっています。
専門的な緩和ケアを必要とする患者さまに対しては、緩和ケア内科と連携し加療しています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 22 9.45 16.86 0 69
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） - - - - -
K7162 小腸切除術（悪性腫瘍手術） - - - - -
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの - - - - -
K6421 大網、腸間膜、後腹膜腫瘍摘出術（腸切除を伴わない） - - - - -
血液内科では、栄養管理のために必要な手術が上位となっています。
血液疾患の多くが以前は難治性疾患でしたが、近年新規の化学療法や抗体薬の登場や造血幹細胞移植の進歩で劇的に治療実績が
向上しているため、大学病院などの施設がない泉州地区の方でも、そのような治療が受けられる環境の整備を心掛け、当科においても
最新の医学的根拠に基づいた診療を実施しています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 20 0 2 0 74.3
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径３センチメートル以上６センチメートル未満 - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径６センチメートル以上１２センチメートル未満 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
皮膚科では、地域がん拠点病院として地域のがん治療の中心的役割を担えるよう努めており、皮膚悪性腫瘍に対する手術が
上位となっています。
また、皮膚科診療の中核は外来診療であり、外来手術も多数実施しています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 21 0.23
180010 敗血症 同一 29 0.32
異なる 20 0.22
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 33 0.36
異なる - -
上記はＤＩＣ(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率について、
DPC病名(入院期間中、最も医療資源を投入した病名)と入院契機病名(入院のきっかけとなった病名)が、「同一」の
症例と「異なる」症例に分けて集計しています。
すなわち「異なる」の症例は、ある病気の診療目的で入院したが、入院後に上記傷病が発症または悪化し、その治療が
主となった症例数を示しています。
また、手術・術後の合併症には、術後出血、縫合不全や術後感染症などがあります。もちろん、合併症が起こらないよう
細心の注意を払っていますが、どのような術式でも一定の確率で起こり得るもので、発生を100％防ぐことはできません。
更新履歴
2016/9/30
新規作成
2017/9/29
平成28年度に情報を更新
2018/9/28
平成29年度に情報を更新
2019/9/30
平成30年度に情報を更新