
私が市立岸和田市民病院に就職を決めた理由は、卒後教育が充実しており、十分な教育を受けて臨床で働くことができると聞いたからです。
実地指導者は、病棟に慣れる調整役、教育を行う指導役、悩んでいるときの相談役と多くの役割を担ってくださり、私たち新人が早く病棟に慣れ看護ができるようにと動いてくださいます。当院は特に実地指導者になる方は、臨床経験が5年以上ある人としており、1つ1つの看護を根拠を持って指導できる人に限っています。
学んだ技術は次の日には必ず病棟で実践することで、確実に身につけていく魅力的な教育システムでした。まとめて詰め込み式で学習しないので、焦らず技術の習得ができますし、少しずつ確実にできるようになるとうれしさも次への励みになります。
患者さんと関わる日々の中で、どう対応していいか分からず苦悩する時もある新米看護師の私ですが、患者さんに「いつもあなたが笑顔でいるから私も頑張れる」「ありがとうね」と言われることでまた頑張ろうという意欲が湧きます。未熟な私にそう言って励ましてくださった患者さんのためにも、今後も努力を惜しまず頑張っていきたいと考えています。
私は、この4月から実地指導者として、継続的に新人看護職員の指導をさせていただいています。当院では、月間・年間目標に沿い新人看護職員が一年後目標達成できるよう病棟看護職員一丸となって新人育成に取り組んでいます。また、実地指導者は新人看護職員の良き助言者・指導者となれるよう研修や会議、自己学習を行い能力向上に努めています。
当病棟には今年新人看護職員が2名配属されました。「学生」から「看護師」という役割移行、日々の業務や看護の振り返りで、大変だと思いますが2名ともいきいきとしています。「患者さんに良い看護を提供したい」という気持ちは私たちと共通していて、逆に新人看護職員から学ぶこともあります。
私は新人看護職員にこの1年で「患者さんと関わる中で自分の看護観を見出して欲しい」「身体的苦痛だけでなく、精神的・社会的・霊的苦痛に気づきその緩和ができるようになって欲しい」と考えています。看護職員を目指す皆様、実地指導者・看護職員一同皆様のやる気にそえるようサポートしますので当院で働いてみませんか。来年春から皆様と一緒に働けることを楽しみにしています。
私は、大学院のがん看護のCNSコースを卒業した2005年に当院に就職し、看護局の皆さん、病棟の皆さん、認定看護師の皆さん、各科の先生方など多くの方のご支援、ご協力を頂いて昨年11月に、がん看護専門看護師としての認定を受けることができました。そして現在は、がん看護専門看護師としてコンサルテーション活動、教育、緩和ケアチームの活動、腫瘍内科・緩和ケア外来でのケア、地域との連携体制をつくっていくこと、などといったがん看護に関わる仕事をさせていただいています。そんな中で困難にぶつかったり、悩むこともありますが、医師、看護職員、コメディカルが共に考え、協力することで様々な困難を乗り越えることができているのだと感じています。
これからも患者さんやご家族に対してより良い看護を提供できるように、がん看護専門看護師としての能力を磨き続けながら、看護を通じて人間としても成長していきたいと思っています。来年の春から皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!
