研修医医学生の方へ

平成21年度 後期研修(専門医育成コース)応募要項

応募要項詳細


循環器科

循環器科 部長 松田光雄

施設認定

日本内科学会認定制度教育病院
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
日本心血管インターベンション学会認定研修関連施設


循環器科紹介

循環器科は常勤医4名(28年目、25年目、14年目、12年目)と専属レジデント3名で診療にあたっている。循環器領域は救急対応の必要な疾患が多く、初期対応が極めて重要である。当科では心臓血管外科と共にCCU当直を行っており、365日24時間常に心血管疾患を受け入れ、緊急心カテーテル検査、PTCAを行うことができる。また平成16年度より不整脈診療にも力をいれており、電気生理学的検査、カテーテルアブレーションも開始した。さらに平成18年9月よりICD植え込み術、 CRT植え込み術認定施設にもなり南大阪地域における循環器診療の拠点病院である。
平成19年度の入院患者数は870名(平均年齢68.5歳、緊急入院476名 (緊急入院率55%)、平均在院日数13.1日)。急性心筋梗塞数:123名、急性心不全数:169名、心臓カテーテル検査数:757件、PTCA件数:276件、心臓超音波検査数:3,608件、トレッドミル検査数:882件、RI検査数:425件、ホルター検査数:684件であった。

研修内容

3年間の研修期間で、循環器疾患全般において必要な専門的な知識、技術を修得し、専門的な診断、治療ができることを目標とする。また専門的医療を行う中で、コメデイカルとの協力、全人医療の実践を学ぶ。

心臓超音波検査、トレッドミル検査、RI検査、CT、MRI検査

非観血的検査を実施、読影できる診断能力をみにつける。さらに経食道心エコー検査の手技を修得する。

カテーテル検査、治療

まず冠動脈造影検査、末梢血管造影検査を修得し、治療方針を決定できるよう研修する。2年目には実績によりPTCA、PTAの助手、IVUS、冠動脈内圧測定の術者になることができる。さらに3年目には実績によりPTCA、PTAの術者になることが可能である。

心電図、電気生理検査、カテーテルアブレーション

不整脈に関する基本的な知識を身につけ、EPS検査に助手、術者として行うことができるよう研修する。またカテーテルアブレーションに関する基本的な知識をみにつける。また永久ペースメーカー植え込みを心臓血管外科医とともに行うことも可能である。

CCU管理、心機能

CCU当直を行い心臓救急疾患の初期治療、管理を行う。IABP、PCPS等の補助循環についても実績により術者としての経験をつむ。また心不全を中心に心機能評価に対する理解を深める。

学会発表、専門医等の資格

学会に積極的に参加して症例報告、及び臨床研究結果を発表することをできるよう指導する。 さらに発表内容を日本語あるいは英語論文として残すよう指導する。 後期研修中に、内科学会認定医を取得することを目標とし、さらに循環器専門医を取得できるよう研鑽に努める。

修了後の進路

スタッフとして採用されることは可能。他施設への移動の希望があれば相談にのる。

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消化器内科

スタッフ指導医

部長 梶村 幸三 消化器内視鏡学会指導医
消化器病学会専門医
内科学会専門医
医長  高谷 晴夫 消化器内視鏡学会専門医
消化器病学会専門医
内科学会認定医
医長 木村 昇 消化器内視鏡学会専門医
消化器病学会専門医
内科学会認定医
医長 毛利 陽一  
医長 田中 裕一 消化器内視鏡学会専門医
消化器病学会専門医
内科学会認定医
専攻医 木下 隆昭  
専攻医 木村 佳人  

診療内容

最近の傾向として、消化器内科の領域では内視鏡、腹部エコーを中心とした各種検査、治療手技の進歩がめざましい。そのため学ぶべきことも多く、消化器内科専門医となるには、3年間の十分な研修が必要とされる。

当院消化器内科では3年間の一貫した研修プログラムを立てている。研修プログラムは基礎的検査から最先端治療(ESD等の内視鏡手術についても積極的に研修できるようにしている)まで、すべて研修できるように組まれている。また、慢性疾患、急性疾患ともに南大阪地区では類を見ない程症例数や検査件数が豊富で、自然と力がついてくる体制となっている。さらに腹部血管造影やTAEについても、当院放射線科の協力により研修できるシステムとなっている。設備についてはvirtual sonography等、最先端機器が充実している。

消化器内科での研修は非常に忙しいが、それだけやりがいもあり、3年間研修すればしっかりとした実力がつくように指導している。

後期研修の目標

  胃内視鏡(経鼻内視鏡も可能)
及び止血術
大腸内視鏡 ERCP
EST
胃透視
注腸
腹部アンギオ


2人で施行 時々盲腸まではいる 補助が出来る
器具の使い方が理解でき準備できる
症例を経験する -


1人で胃内視鏡及び止血術 が出来る 80%以上
盲腸まではいる
時々症例を経験する 症例を経験する 週1回 放射線科で研修


1人で胃内視鏡及び止血術が出来る Followできる 積極的に症例を経験する 症例を経験する 週1回 放射線科で研修

他に後期研修では、静脈瘤止血術(EVL、EIS)、PTCD、ITナイフ等によるESD、EST、EPBD、IDUS、EUS、各種ステント挿入、各種ドレナージ術、白血球除去療法、異物除去、PEG、RFA治療等すべての消化器的専門技術を経験する。

将来の進路

京都大学消化器内科及び近畿大学消化器内科とのつながりがあり、希望があればいつでも紹介できる体制となっている。実際現在まで、出身大学に関係なく、多数の人員が当院消化器内科より京都大学消化器内科、近畿大学消化器内科に研究活動等のため帰っていただいている。

認定施設

日本消化器病学会認定医制度認定施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設
それぞれ認定医を取れるよう指導。またやる気があれば積極的に学会発表、論文の投稿も出来るように指導している。

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呼吸器科(呼吸器内科)

特徴

当科の特徴は、京都大学医学部から独立して存在した付置研究所である旧京都大学胸部疾患研究所及び付属病院の伝統に則り、呼吸器内科と呼吸器外科の合同科となっています。 したがいまして、後期研修では、自身が主治医となった患者の手術は前立ちをしていただきますし、希望すれば専任の呼吸器外科医としての修練も可能です。

当科の特徴は、紹介患者のエリアが岸和田市に留まらず広いことで、大阪市内から和歌山県までの患者さんが紹介されてきます。
また近隣病院の呼吸器外科と比べ、肺癌と非癌性呼吸器疾患がバランス好く紹介され、研修としてはどちらかに偏らない勉強が可能です。
後期研修医にはアカデミズムが必要で、呼吸器学会地方会、総会発表はもちろん、関連学会である呼吸器内視鏡学会、アレルギー学会、感染症学会、環境感染学会、化学療法学会、肺癌学会、サルコイドーシス学会などでの発表を推奨しています。
また4年次以降では、ATS(アメリカ胸部疾患学会)、ERS(ヨーロッパ呼吸器学会)、APSR(アジア太平洋呼吸器学会)での発表が待っています。
当科の養成方針は、「ただのお医者さんでは面白くない」です。
自分の実になることはどんどん積極的に取り入れて勉強の機会を捉えて下さい。
1週間に及ぶ臨床肺機能講習会への参加も推奨しています。

当科のもう一つの特徴は、部長が京都大学呼吸器内科の臨床教授を兼任しているため京都大学の学生がポリクリで2〜3週間交代で勉強に来ることです。1回に2人ずつ来られますが、彼らに教えることは、自分の「うろ覚え」の知識を正確にする糧となります。今年の前期研修医の応募でも、当科で修練を積んだ学生が多数当院を受験してくれました。
いつも厳しい勉強、診療で追いまくられてばかりいるわけではありません。当科スタッフは極めて仲が良く、頻回に交歓会が催されています。当科を終了した研修医の参加も多く、楽しい時間を過ごしています。

スタッフ紹介

加藤 元一 呼吸器内科部長 専門は、COPD、気管支喘息、呼吸器感染症です
川島 正裕 呼吸器外科部長 肺癌外科が専門です
後藤 俊介 呼吸器内科医長 2006年9月にERS(ドイツ)で、2008年5月ATS(カナダ)で発表しました
三浦 幸樹 呼吸器外科医長  
米本 千春 呼吸器内科医師 2007年12月APSR(オーストラリア)で発表しました
古下 義彦 呼吸器内科医師 5月にATS(サンフランシスコ)で発表しました
草田 詩恵 呼吸器内科医師 2008年10月ERS(ドイツ)で発表予定です
濱本 裕美 呼吸器内科医師 2008年5月京都大学より着任

週間予定

気管支鏡検査 毎週火曜日、金曜日の午後1時から行っています。
年間、約300例の検査を施行しています。
胸腔鏡検査 局所麻酔下検査はX線透視室で、全身麻酔下検査及びハイリスク症例の局所麻酔下胸腔鏡は手術室で行っています。
症例検討会 毎週火曜日5時から8時まで行っています。
総回診 ほぼ毎週金曜日、午前10時から11時まで行います。
勉強会 治療薬についての勉強会を毎週木曜日の5時半から行っています。
検査・重症カンファレンス 毎週金曜日4時頃から行っています。
化学療法カンファレンス 金曜日、検査カンファレンス終了後から引き続き行っています。
英会話 国際学会での発表が円滑に行くように、当科では英会話のトレーニングを推奨しています。

将来の進路

当科は、京都大学呼吸器内科・呼吸器外科の関連施設であり、3年間の後期研修終了後は、京都大学大学院への進学、 当科を含む京都大学関連病院へのスタッフとしての赴任の道が広く開けています。

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血液内科

施設認定

日本血液学会認定研修施設

診療内容

血液内科は現在常勤医2名(定員3名)で診療しており、市立岸和田市民病院のホームページにありますように、常勤医はいずれも日本血液学会の血液指導医であります。
当科は、泉州地区を中心として、近隣の医療機関から多数の血液疾患の紹介患者を受け入れており、ほとんどすべての血液疾患を扱えると自負しております。各種貧血症、出血性疾患、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、急性白血病、慢性白血病(骨髄性、リンパ性)、成人T細胞白血病、骨髄増殖性疾患(骨髄線維症、血小板増多症、真性多血症)、骨髄異形成症候群などを扱っており、骨髄穿刺例は年間約300例ほど実施しております。
市立岸和田市民病院は地域がん診療拠点病院に指定されており、血液内科もその一環を担っています。外来化学療法センターでは、最新の分子標的療法を含む様々な抗腫瘍療法プロトコールを作成・実施しております。

また血液病棟では、準クリーンルーム対応の部屋が5つあり、さらに移植患者用のバイオクリーンルームが1室あります。

血液内科が最も力をいれておりますのは、造血幹細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植)であり、年間10例以上の症例に実施しております。造血幹細胞移植は、高度先進医療に含まれる最新の医療技術であり、適応症例を通じて普段経験しない複雑な感染症やGVHDに対する治療戦略を系統的に習得することができます。
現在、幹細胞移植をテーマとした臨床研究や多施設共同治験も実施しており、全国レベルの学会で報告するとともに英文誌にも論文を掲載しております。 21世紀を代表する治療法である再生医療や遺伝子治療に興味のある方は、ぜひ当血液内科で移植治療を経験してください。

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代謝内分泌内科

施設概要

日本糖尿学会認定研修施設
日本内分泌学会認定研修施設
日本肥満学会認定研修施設

スタッフ紹介

代謝内分泌内科は現在常勤医2人で診療にあたっています。

氏名 職名 認定資格 専門分野
加藤 純子 部長
医長
日本内科学会認定医
日本糖尿病学会研修指導医
日本内分泌学会研修指導医
糖尿病
内分泌疾患
花岡 郁子 医長 日本内科学会認定医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会研修指導医
日本内分泌学会内分泌代謝科指導医

定員

1-2名

診療内容

1型、2型糖尿病、甲状腺、高・低Ca血症、下垂体、副腎、インスリノーマ等その他内分泌・代謝疾患の症例を扱っております。地元の方をはじめとして、紹介、ホームページから広範囲に来院されるケースがあります。外科系、放射線科とも連携して検査、治療が進めやすい体制にあるとともに、病診連携のためのセミナー等を通じて、近隣の先生との協同で治療にあたります。
糖尿病は教室、患者会活動、も含めて広く診療にあたっていただくことになります。
いずれも、他施設とのセミナー、地区のセミナーにも参加し、専門医として各疾患の治療、外来をおこなっていけるように持っていきます。
カリキュラムの間に日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医が取得できるように指導していきます。

将来の進路

スタッフや大学院への進学、など希望に応じて相談、支援をはかっていきます。

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外科

後期研修の一般的目標

当院は日本外科学会外科専門医制度修練施設・日本消化器外科学会専門医制度修練施設など外科系の多くの学会の研修施設となっている*。
当科は、平成19年度の実績で、年間手術件数682例であり(乳腺疾患を除く)、良性疾患(胆石症75例、ヘルニア137例)、悪性腫瘍(胃癌90例、大腸・直腸癌109例)、救急疾患(急性虫垂炎51例、イレウス26例)など一般外科臨床の幅広い領域にわたっての研修が可能である。
なお、乳腺疾患に関しては、平成18年10月より乳腺科が担当しているが、外科研修中に2か月の乳腺科研修を必修としている。
外科後期研修の目標は、胆石症・ヘルニア・虫垂炎などの良性疾患や胃癌・大腸癌などの頻度の高い悪性疾患の手術を術者として実施できる実力を養成することであり、また、乳腺科・心臓血管外科・呼吸器外科・救急診療科の協力のもと、後期研修終了時には外科専門医認定試験を受験するのに必要な経験をつむことが可能である。
(*日本外科学会外科専門医制度修練施設・日本消化器外科学会専門医制度修練施設・日本乳癌学会関連施設・日本胸部外科学会指定施設・日本呼吸器外科学会専門医制度認定施設・心臓血管外科認定修練施設・三学会構成心臓血管外科専門医認定機構・日本救急医学会認定医指定施設など)

指導体制

指導責任者

小切匡史
(外科部長)
日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医
日本消化器病学会指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医

指導医

古元克好 日本外科学会専門医
伊東大輔 日本外科学会専門医
森 友彦 日本外科学会専門医
佐藤正人(非常勤) 日本外科学会指導医、日本小児外科学会専門医

週間予定

手術 月曜日から金曜日まで毎日。緊急手術は随時。
月曜日
(8時30分より)
術前術後カンファレンス
水曜日
(8時より)
抄読会(担当医が外科に関する英文論文を紹介し検討する)
水曜日
(17時より)
外科病棟カンファレンス(手術予定患者の術前検討、手術実施患者の術後検討を中心に、外科の全入院患者について看護スタッフとともに問題点を検討する)
金曜日
(8時より)
部長回診(外科部長をはじめ外科全スタッフがすべての入院患者を回診する)
毎月第1火曜日
(18時より)
消化器合同カンファレンス(消化器内科、放射線科スタッフとともに、示唆に富む症例や問題点のある症例について検討する)

研修内容

最初は指導医とともに入院患者の担当医となるが、経験と実力に応じ、しだいに主治医として治療に当たるようになる。
また、必修研修として、心臓血管外科・呼吸器外科それぞれ3か月、乳腺科・麻酔科それぞれ2か月、選択研修として、救急診療科・小児外科それぞれ2か月があり、3年の研修期間中の1〜2年目にこれらの科をローテートする。さらに、3年目には、当院の後期研修国内留学制度を利用し、最長3か月の国内留学が可能である。
後期研修医は米国のチーフレジデントに相当する地位にあると考えており、卒後1年・2年の初期研修医の指導にもあたり、人に教えることで自分の知識・技量を深めることを期待する。

研修終了後の進路について

研修終了後の進路としては、当科のスタッフとなる、関連大学である京都大学の外科交流センターに入会し、 大学およびその関連病院でさらに研修を積む、などがあるが、それ以外にも、各自の希望に沿えるよう相談にのります。

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乳腺科

プログラムの概要

乳癌はライフスタイルの欧米化により発生頻度が激増し、女性の悪性腫瘍でもっとも罹患率の高い癌種となっています。従来の乳癌診療は主に外科医が担当してきましたが、画像診断や薬物療法の進歩を受け、「乳腺科」という一つの専門分野として認識されるようになりました。 日本乳癌学会はこのような社会情勢の変化に合わせて乳腺認定医・専門医制度を確立し、現在乳腺科の標榜ならびに専門医の広告が承認されるにいたっています。 当院乳腺科は平成18年10月に開設されたばかりですが、平成19年度年間原発性乳癌手術症例は77例を数え、さらに進行再発乳癌の治療にも積極的に取り組み、地域の患者様や開業医の先生方から高い評価を得ています。
本研修プログラムは乳腺科医として必要な知識と技術を習得し、プログラム終了時には乳腺専門医受験資格取得を目指すものです。

一般目標

後期研修プログラムの期間に検診、診断技術、手術、薬物療法、緩和医療など、乳腺診療に必要な知識、技術を身につけます。プログラム3年終了時に乳腺専門医取得のために必要な日本外科学会専門医の受験資格を、5年終了時には乳腺専門医の受験資格取得を目指します。

行動目標

到達目標1

乳腺外科医として必要な下記の基本的知識に習熟する。

  1. 解剖
  2. 乳腺の生理
  3. 疫学
  4. 乳腺疾患の病理
  5. 乳癌のバイオロジー
  6. 検診

到達目標2

乳腺疾患の診療に必要な検査、処置、手術手技に習熟する。

  1. 診断
    1. マンモグラフィ:画像評価と読影ができる。研修のできるだけ早い時期にマンモグラフィ読影医の資格を取得する。
    2. 超音波検査:画像評価と読影ができる。
    3. MRマンモグラフィ、PET-CT、骨シンチグラフィ、頭部MRI、胸部・腹部CTなどの適応を決め、読影することができる。
    4. 上記画像診断の特性を理解した上で検査計画を作成し、総合診断ができる。
    5. 擦過細胞診、穿刺細胞診、針生検、マンモトーム、外科的生検:適応を決定し、各手技を適確に実施できる。
  2. 治療
    1. 診断結果に基づき適切な治療方針を決定することができる。
    2. 手術、放射線治療、化学療法および内分泌療法、分子標的治療の適応を理解し、それぞれを実践することができる。
    3. 緩和医療の適応を理解し、実践することができる。
  3. 医療倫理
    1. 最新のEBMを臨床応用できる。
    2. 適切なインフォームド・コンセントを実践できる。
    3. 臨床試験の意義を理解し、参加することができる。

研修スケジュール

1年次

外科、心臓血管外科、呼吸器外科、救急診療科をローテートし日本外科学会専門医取得に必要な手術経験を積む。 専門領域ではおもに診断(マンモグラフィ読影、超音波検査、穿刺吸引細胞診、針生検、マンモトーム生検)を指導医のもとでおこなう。 症例報告を中心として学会発表や論文作成をおこなう。

2年次

これまでの業務に加え、乳腺手術を術者として20例以上、助手として30例以上おこなう。 マンモグラフィ精度管理中央委員会の読影資格B以上を取得する。

3年次

これまでの業務に加え、外来診療(初診患者診察、外来化学療法など)をおこなう。 乳腺手術を術者として30例以上、助手として30例以上おこなう。 3年次までに全国学会発表を5件以上、英語論文作成を2編以上おこなう。 終了時に外科専門医受験資格を得る。

4年次

これまでの手術、病棟および外来業務をおこない、前年度以上の症例経験を積む。 年間に全国学会発表を2件以上、英語論文作成を1編以上おこなう。 終了時に日本乳癌学会認定医の受験資格を得る。

5年次

これまでの業務に加え、専門医を目指す1〜4年次医師の指導をおこなう。 前年度以上の症例経験を積む。終了時に日本乳癌学会乳腺専門医の受験資格を得る。

指導体制

指導責任者 吉村 吾郎
(乳腺科部長)
日本外科学会専門医、乳腺専門医、日本癌治療学会臨床試験登録医
指導医 森 友彦 日本外科学会専門医

基本的な週間予定

外来 火、水、金曜日 午後に穿刺吸引細胞診、針生検(core needle biopsy)、マンモトーム生検
手術 月曜日  
検討会 月曜日 次週手術症例の紹介、担当入院患者の治療方針・術前検討・手術記録および退院サマリーの報告をおこない、看護スタッフを交えて全員で討議する
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呼吸器外科

施設概要

日本呼吸器外科学会指導医制度関連施設
呼吸器外科専門医制度基幹施設

スタッフ紹介

部長 川島 正裕 日本呼吸器外科学会指導医、評議員
呼吸器外科専門医
日本胸部外科学会認定医
日本外科学会外科専門医
医長 三浦 幸樹  

診療内容

呼吸器外科に関する全般の疾患を対象に診療しています。
平成19年度の手術件数99例、胸腔鏡下手術に力を入れ多くの症例に導入しています。対象疾患は腫瘍性疾患(肺癌,転移性肺腫瘍,肺良性腫瘍)、縦隔疾患(縦隔腫瘍、縦隔炎、縦隔気腫)、胸膜・胸壁疾患(自然気胸,肺嚢胞症、胸膜中皮腫,胸壁腫瘍)、炎症性肺疾患(膿胸、胸膜炎、肺化膿症、肺真菌症、肺結核腫)、肺血管性疾患(肺動静脈瘻、肺分画症)、胸部外傷(肋骨骨折、胸骨骨折)、手掌多汗症、気道内異物、ステント留置術を要する気道狭窄など幅広く取り扱っています。
泉州地域のがん診療拠点病院の特色を生かし、悪性腫瘍に対する外来化学療法にも積極的に取り組んでいます。
当科は院内では呼吸器・アレルギー科と共に呼吸器科として運営し、病棟やカンファレンスを合同で行われ、呼吸器内科的視点から呼吸器疾患に対するトレーニングも可能です。

後期研修の到達目標

胸腔ドレナージや気管支鏡などの基本手技の習得、開胸術では開胸・閉胸のマスター、胸腔鏡手術では解剖の理解、器具操作のトレーニングを行い、 学会主催の胸腔鏡セミナー出席などにも積極的に参加して頂きます。可能な限り多くの手術に加わり、前述の修得度に応じて適切な症例の術者になれるように指導します。
呼吸器外科医が診療する機会の多い肺癌に対する診療には多くの視点が求められ、手術以外にも化学療法や放射線療法よる集学的治療を通して肺癌治療に対する考え方を学んで貰います。
将来的に呼吸器外科専門医の取得のためには外科専門医取得が必要です。外科、心臓血管外科と連携し、認定資格取得のお手伝いを致します。

学会発表や論文発表をとおして、出来るだけ多くの研究成果を発信して頂きます。

将来の進路

関連大学である京都大学呼吸器外科への入局も可能です。
進路の例として当科でスタッフへの昇格、京都大学呼吸器外科関連病院への赴任、京都大学大学院医学研究科への進学などがあり、その他の希望にも沿えるように相談にのります。 手術件数の増加傾向にあり、やる気のある方をお待ちしています。

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脳神経外科

指導医

部長  山下 耕助 日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経血管内治療指導医
日本脳卒中学会専門医
医長 上羽 哲也 日本脳神経外科学会専門医

定員

2名

診療内容

脳神経外科一般(脳血管障害、脳腫瘍、機能的疾患、頭部外傷、中枢神経系感染症、先天異常など)における診断・治療を行っている。

後期研修プログラム

以下に示すものは、脳神経外科専門医・脳血管内治療専門医・脳卒中専門医を育成するためのプログラムである。将来、脳腫瘍や脊髄・脊椎疾患などの細分化しうる領域の専門医を育成するように配慮する。

年次 共通項目 脳卒中コース 脳血管内治療コース 脳神経外科コース
1
神経学的診断
神経放射線学的診断
病理学的診断
リハビリテーション設計
軽症脳卒中に対する検査・診断・治療
(脳梗塞・脳出血)
脳血管撮影検査
術前・術後管理
脳血管内治療
(腫瘍・硬膜動静脈瘻)
術前・術後管理
(軽症・予定手術)
手術
(穿頭術・開頭術)
2
神経学的診断
神経放射線学的診断
病理学的診断
リハビリテーション設計
重症脳卒中に対する検査・診断・治療
(くも膜下出血)
脳血管内治療への参加
脳血管撮影検査
術前・術後管理
脳血管内治療(頭蓋内血管)
術前・術後管理
(重症・緊急手術)
手術
(水頭症・脳出血)
3
神経学的診断
神経放射線学的診断
病理学的診断
重症脳卒中に対する検査・診断・治療
脳卒中予防
脳外科手術への参加
脳血管撮影検査
術前・術後管理
脳血管内治療(動脈瘤など)
術前・術後管理
(重症・緊急手術)
手術
(脳虚血、脊椎手術)
4
  専門医試験 脳血管撮影検査
術前・術後管理
脳血管内治療(動脈瘤など)
術前・術後管理
(重症・緊急手術)
手術
(動脈瘤・腫瘍)
5
    専門医試験 専門医試験

将来の進路

  • 当院での脳神経外科スタッフ
  • 京都大学大学院での脳神経外科領域に関する研究活動
  • 京都大学あるいは希望する大学関連病院での脳神経外科スタッフ
  • その他の希望する病院での脳神経外科スタッフ
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心臓血管外科

施設概要

日本胸部外科学会認定医制度研修指定施設
日本心臓血管外科学会専門医研修指定施設

診療内容

現在2名のスタッフで年間70から80例の心臓大血管手術を含む総手術数160例ほどを行っています。症例数はさらに増加中でやる気のあるスタッフを募集中です。

初期研修の2年目の研修医には心臓血管外科の基本手技、診断技術、治療方針の決定、術後管理などについて学んでいただき、ペースメーカーの移植手術や静脈瘤手術は執刀医としての経験を積んでもらっています。
後期研修では末梢血管手術における動脈剥離や血管吻合、開胸、開腹などを学んでいただく予定です。

当科では泉州地域全体から搬送されてくる救急患者の緊急手術も多く、瞬時の判断や決断が必要な、実践的な医療を経験してもらえます。

将来の進路

研修終了後そのままスタッフとして残ることも可能ですが、近畿大学等への移籍や大学院への進学も可能です。医局や学閥にしばられないことがポリシーです。

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整形外科

施設概要

日本整形外科学会専門医研修施設
日本リウマチ学会教育施設

診療内容

整形外科学は、運動器の機能を重んずるダイナミックな学問であります。手術的治療は勿論ですが、生活指導や薬物治療そしてリハビリテーション科との連携を通じて 損なわれた機能の回復をはかります。より高次元の機能を目指すスポーツ選手やスポーツ愛好家にとっても整形外科学は重要な学問であり私たち整形外科医は運動力学の 視点に立って人の将来を考えています。中・高齢者の腰痛や関節痛も私たちに与えられた重要な課題であります。流行にとらわれないエビデンスに基づくアドバイスや 治療を推進しています。整形外科学の領域は広く未来に開かれています。マスコミでも取り上げられているように医療工学や再生医療への応用および実用化が日本を フロンティアとして世界レベルで進められようとしています。近い将来整形外科の治療が劇的に変化する可能性を秘めています。さらに話は大きくなりますが宇宙で ヒトが長期に生活するうえで必要な最も解決されなければならない課題は無重力状態で骨のミネラルのバランスを如何に良好に維持できるかであります。宇宙に行く と宇宙酔いなどを一時的に経験することがありますが、数日が経つと神経系・消化器系は本来の機能を取り戻します。しかし、骨代謝は日にちが経つにつれ平常に 戻るどころか骨からカルシウムが奪われ続けるのであります。これは真さに私たち整形外科医が日々診療をしている骨粗鬆症なのであります。そういうふうに 考えてみても整形外科学が人類に貢献できる領域は計り知れません。
当院は日本整形外科学会専門医研修施設であり整形外科は常勤医4名のスタッフで診療をおこなっています。
脊椎疾患、関節疾患、外傷、関節リウマチなど急性疾患から 慢性疾患まで扱っており、平成19年の手術は脊椎手術86件(頚椎32件、胸腰椎54件)、人工関節置換術71件(人工股関節置換術30件、人工膝関節置換術56件)、 人工骨頭置換術13件、骨折手術162件(上肢45件、下肢117件)などその他を含め計511件でした。
ご多分に漏れず当院でも整形外科医は不足しています。 6人体制が必要な状況を4人でカバーしている状況です。対応しきれない患者は近隣の病院に御願いせざるを得ない状況が続いています。 当科は日本リウマチ学会教育施設でもあります。関節リウマチに対する治療法の進歩は目覚しいものがあり、手術的治療のみならずMTXを中心とした薬物療法、 レミケード・エンブレル・ヒュミラなど抗TNFα製剤やアクテムラ(ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体)の使用も症例に応じて積極的におこなっています。

研修目標

将来、整形外科専門医になるためにはスーパーローテートを含め6年間の臨床経験が必要ですが、当院は日本整形外科学会専門医研修施設(昭和58年認定)ですので後期研修の3年間はその一部にあてることができます。
また平成18年に日本リウマチ学会教育施設の認定を受けました。

  • 指導医の指導の下に主治医または担当医として診療にあたります。
  • 1-2年目は大腿骨頚部骨折など骨折全般の初期治療から手術法、後療法を指導医の下で学び実践します。腰部椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎疾患、変形性関節症などの関節疾患を臨床的および画像的に診断し治療法を学びます。
  • 3年目は骨折治療、腰椎椎間板ヘルニア摘出術や腰椎椎弓切除術、人工関節置換術や関節形成術の手術手技を指導医の下に 実際おこないます。関連病院などへの短期留学も可能です。関節リウマチの薬物療法を理解し実践します。
  • 研究活動として学会に参加し発表をおこないます。

将来への道

日々の診療や手術で忙しい毎日ですが、外傷や疾患などによって損なわれた機能を先に述べたような多くの手段を用いて再び獲得していく 過程を患者と共に肌で感じながら大阪南部の自然に恵まれた土地で日々を過ごすことは決して無駄にはならないと考えます。
研修後の進路としては、当科は京都大学整形外科教室および関西医科大学整形外科教室の関連施設であり大学または大学の関連病院で 脊椎外科・関節外科・手の外科・関節リウマチなどの臨床を学び実践し希望の分野に進みます。 勿論研究の希望があれば大学での臨床および基礎の研究の道が開かれます。詳細については各大学のホームページを参照下さい。

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形成外科(形成再建外科)

一般目標

  • 外科系医師を目指す者として創傷に対する基本的な考え方、処置法を学ぶ。また、形成外科(解剖学的に体表を中心とする全身におよぶ、奇形、外傷、腫瘍等による形態や色の変化・組織の損傷・欠損の機能的および整容的再建をその目的とするもの)という診療科目についての必要性と意義、基本的知識を身につける。特に形成外科を大学で習わなかった、あるいは十分な機会に恵まれなかった場合の最後のチャンスとなる。
  • 研修期間中の臨床実習によりある程度の形成外科的縫合法を習得する。3ヵ月研修期間があれば、外来外科小手術(体表の小腫瘍の切除術やレーザー治療など)を一人で行えるようにしたい。研修期間はなるべく多くの手術に参加し、植皮術や皮弁形成術、その他の再建術、褥瘡の管理などを知る。また熱傷の超早期手術、切断指再接着、頭部顔面外傷やその他の体表外傷などの緊急手術にも参加してもらう。運がよければ、珍しい再建手術への参加や多くの執刀の機会がある。
  • 日本形成外科学会専門医制度の定める、形成外科の取り扱う11項目は (1)新鮮熱傷(全身管理を要する非手術例を含む)、 (2)顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷、(3)唇裂・口蓋裂、 (4)手、足の先天異常、外傷、(5)その他の先天異常、(6)母斑、血管腫、良性腫瘍、(7)悪性腫瘍およびそれに関連する再建、(8)瘢痕、瘢痕拘縮、ケロイド、(9)褥瘡、難治性潰瘍12) 、(10)美容外科、(11)その他、とされ、この中の5項目以上における、各代表的疾患について、診断・処置・治療方針の予想が付くことを努力目標とする。これは外科系の他科へ進む場合も有用となる(当院の形成外科は全国でも有数の認定施設であり、上記症例全項目についても病院規模から破格に多彩である)。

研修指導スタッフと定員

研修指導責任者 形成再建外科部長
久徳茂雄
日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本救急医学会専門医
日本感染症学会ICD
日本褥瘡学会認定師
指導医 同上 他1名  

形成外科は2名の指導医と2名の専属レジデントで診療を行っている。ローテート研修医は、指導医とともに下記研修内容に従って診療活動を行う。ある程度の手技を拾得したいなら3ヵ月は必要と思う。定員は1回に1名のみ。

研修内容と予定

  • 指導医とともに外来診療(問診、画像診断、外傷の処置、レーザー治療などを含む)、病棟業務(主治医補佐としての検査オーダー・周術期管理などを含む)、手術、 あるいは全体回診や教育的カンファレンスなどに参加し、外傷の初期治療の基本、創傷治癒(褥瘡治療や組織再生など)、形成外科疾患(救急医療現場における形成外科的トリアージを含む)についての基本的知識を習得する。また、形態異常・組織欠損などの状態を患者・家族に十分理解させ、適切な外科治療に結び付けるためのインフォームドコンセントに関する能力を身につける(形成外科は生死に関わる手術や緊急性を要する外科加療の程度が少ない場合が多いが、先天異常に体する再建術や腫瘍や重度外傷による顔面の形成術など、患者や家族との十分なコミュニケーションを図るようにする)。
  • 形成外科的手技として切開と縫合とが一番の基本となる。線状創をできるだけ幅の狭い平滑な瘢痕となし得るために切開法、縫合法、術後処置を徹底的に修練する。また、外来小手術の一部の執刀、種々の縫合法、植皮術の基本についての習得を努力目標とする(外科系へ進む場合は差のつくテクニックとなるし、内科系医師として緊急小手術ができることは大きな武器となる)。
  • 研修予定表
    月曜日 午前 部長回診・病棟処置
    午後 外来、外来小手術、褥瘡回診、術前カンファレンス
    火曜日 午前 抄読会、中央手術
    午後 病棟処置、外来小手術
    水曜日 午前 中央手術
    午後 外来、外来小手術
    木曜日 午前 部長回診・病棟処置
    午後 外来、褥瘡外来、外来小手術
    金曜日 午前/午後 中央手術、勉強会*、症例カンファレンス
    土曜日 午前 部長回診、外来
    (日曜日) 午前 (回診、外来)
    その他、救急患者受入れや緊急手術はオンコール体制

    ※ 勉強会は抄読会、形成外科手術手技の勉強会、多科との合同カンファレンス、他施設も含めた形成外科カンファレンスなども含む。
    ※ その他、泉州地区での合同勉強会への参加(無料とする)も多い(南大阪形成外科カンファレンス、南大阪Surgical Flaps研究会、泉州フットケアセミナーいずれも当院が世話施設)。

その他

全国でもオールマイティの形成外科医は少ない(認定医ですら、多くは皮膚外科医やレーザー治療医)。だからといって、「形成外科」を臨床に不要なマイナー科と思わないでほしい(北アメリカの形成外科医は外科研修6年の後に始めて形成外科研修が始まるため、外科医からも一目おかれている。あるいは物好きと思われているかも知れない)。
岸和田市民病院出身の本物の形成外科医が早く巣立つことを期待する。少数精鋭で、大学での研修より早く多くを知り、メスがふるえる。 2年目の形成外科への研修がきっかけで、将来形成外科を志す医師の発見になればと期待する。特にチーム医療の重要性と形成外科医の使命を知ってほしい。

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小児科

スタッフ紹介(平成20年6月30日現在)

医師名 職名 認定資格 専門分野
瀬戸 嗣郎 院長 小児科専門医 免疫・アレルギー疾患、血液・腫瘍疾患、川崎病
後藤 幹生 部長 小児科専門医 感染症、アレルギー疾患
大村 馨代 医長 小児科専門医 神経疾患、運動精神発達、アレルギー疾患
藤野 寿典 副医長 小児科専門医 血液・腫瘍疾患
田村 宏美 嘱託医 小児科専門医申請中 内分泌疾患

定員

院長を除き、正職員3名、後期研修医2名(正職員2名のときは後期研修医3名)

診療内容

泉州地域の中核的な病院小児科として機能しています。診療内容の特徴を以下に述べます。

  • 2.5次医療:小児医療のほとんどすべての領域の疾患を診療し、当科で完結できる体制としています。きわめて特殊な高度専門医療を要する疾患は大学や小児専門施設に依頼していますが、血液腫瘍の化学療法を含め、たいていの疾患の治療・長期管理が可能です。
  • 豊富な症例:入院、外来ともに症例数が多く、一般小児病棟入院患者は年間1,000例を越え、後期研修医は年間約300例の入院患者の担当医となります。一般外来の患者数も多いですが、専門外来も充実しています。

    平成18年の小児科入院患者の主病名分類はこちら<PDF>

  • 救急医療:泉州地域の夜間休日救急輪番病院制において毎週木曜日と奇数週日曜日を担当しており、年間約4,000人の時間外救急患者が受診しています。後期研修医は、月に2回程度の救急当直を担当しますが、スタッフの指導のもと安全に診療が行えるように応援体制を敷いています。
  • 新生児医療:当科はNICUを標榜しておらず、現在当院産科が休診中のため、新生児医療については大学関連病院の他施設で研修を補完することになります。
  • 学会発表・論文投稿:一般市中病院の臨床医として、症例報告・臨床研究等の学会・研究会発表・論文投稿も推奨しており、その機会も多くあります 。

後期研修の目標

当科は、京都大学小児科関連病院・後期研修ネットワークの一員となっています。
この研修システムの要点は、標準的な3年間の後期研修期間中に少なくとも2つの施設での研修を経験すること、そのうち1施設はNICUを有する病院であること、となっています。 これにより、3年間で小児科専門医を取得するために十分な症例を経験することができます。
実質的には、小児科医として外来診療や救急医療を自立して行える能力を身に付けることが最大の目標であり、その達成の手助けになることが当科の使命であると考えています。

将来の進路

後期研修後の進路として、大学院入学、小児科専門医として臨床の継続、サブスペシャリティーの研修の3つが考えられます。
京都大学と40以上の関連病院(小児科医10人以上の施設6、6〜9人の施設21、3〜5人の施設17)との連携で、ご本人の意向に沿った進路選択ができることをお約束します。

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皮膚科

診療内容

皮膚科は現在常勤医1名と嘱託医1名で毎日外来診療を行っています。
外来患者数は1日70-80人で、泉州地区の開業医の先生方や院内他科よりいろいろな患者さんを紹介して下さるので、あらゆる種類の皮膚疾患を経験する事ができます。
研修医の先生にはできるだけ興味のある疾患を時間を かけてじっくりと診察していただき、学会発表、論文作成できるように指導していきます。
外来にはUVA,UVBの紫外線照射装置、炭酸ガスレーザー、ダーモスコピー、電気メス、凍結療法用の液体窒素等を備えており、皮膚生検も積極的に行い、正確な組織診断をつける訓練を行っています。
木曜日は手術日で良性、悪性の皮膚腫瘍や母斑の手術を年200件以上行い、メラノーマやパージェット病の手術も毎年何例か行っています。大きな手術の患者さんや水疱症、膠原病等の重症の患者さんは入院していただいています。大きな手術の時には当院の形成外科の医師に手伝っていただいて指導を受けながら行っていますので、3年間勉強すればほとんどの皮膚外科手術が出来るようになります。形成外科の手術の見学も可能です。

なお当院は日本皮膚科学会認定専門医研修施設ですので研修期間は前実績に算定されます。

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泌尿器科

施設認定

日本泌尿器科学会認定施設

スタッフ紹介

部長:平野敦之(日本泌尿器科学会指導医、専門医)、西畑雅也(同 指導医、専門医)

診療実績および特色

平成19年の主な診療実績:入院患者193名。手術件数(ESWLを除く)123件、ESWL48件(のべ88回)。
主な手術件数を以下に示します。
副腎腫瘍に対する腹腔鏡下副腎摘除術11件、腎細胞癌に対する腎摘除術6件(うち腹腔鏡下腎摘除術4件)。腎盂尿管癌に対する腹腔鏡下腎尿管全摘除術1件。膀胱癌に対する膀胱全摘除術・回腸導管増設術2件および経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)39件、前立腺癌に対する前立腺全摘除術7件、前立腺肥大症に対する経尿道的前立腺切除術(TUR-p)14件。
主な検査としては、膀胱鏡検査302件、前立腺生検84件でした。
当科の特色は外来患者数が多く、また救急対応を要する患者も多いために、緊急処置を行なう機会も他施設に比べて多いと言えます。入院患者の中では尿路性器癌患者の占める割合が多く、経尿道的内視鏡手術だけではなく、腹腔鏡手術や開腹手術も多数経験することができます。また、尿路性器癌の治療に関しては、リニアックなどの放射線治療機器も充実していることから、手術療法、放射線療法および抗癌剤療法との組み合わせによる集学的治療を行えることです。泌尿器科領域の諸検査も手技に関しても充分に経験を積むことが可能です。また今後は、これからの時代に重要な分野である尿失禁や性器脱などの女性泌尿器科診療、EDや男性更年期(LOH症候群)などのアンドロジー診療の分野にも診療の輪を広げるように準備を進めています。

後期研修の到達目標

基本的には、日本泌尿器科学会の専門医取得に必要な事項を学会のプログラムに準じて学習して頂く予定です。
具体的には、入院患者を担当することで、泌尿器科疾患の治療計画作成および実施、患者へ説明の仕方などを指導します。
手術日は2日/週です。専門医取得プログラムで推奨されている手術手技を十分学習して頂けるだけの症例数はあります。
学会報告および文献執筆については、地方会での症例報告を中心に発表して頂き、文献執筆についても指導します。
また、外来診察についても泌尿器科の学習が充分であり、患者の応対も大丈夫と判断すれば、比較的早い段階で外来担当医となって頂く予定です。

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眼科

診療内容・特徴

2名の常勤医と1名の非常勤医の3名で診察しており、前眼部疾患から眼底疾患まで広く、治療対応しています。
手術に関しても、白内障・緑内障だけでなく、糖尿病網膜症や網膜剥離といった眼底疾患の網膜硝子体手術まで行っており、泉州地域における基幹病院としての役割を果たしています。
各種の検査、治療機器、手術教育ビデオ等も充実しているので、眼科専門医を目指す人にとって満足の行く研修が行えると思っています。
近年、手術手技の進化とともに眼科手術の侵襲もより低減し、当院においても白内障手術の場合は日帰り手術センターで対応する場合が多いですが、全身 疾患のあるケースや眼底疾患の手術の場合は入院手術を選択するなど、柔軟に対応しています。
他科との連携を含めて、当院では眼科疾患を広く履修することが可能です。

研修の到達目標

  • 眼科検査機器の操作法に習熟し、一般的な外来診療・検査が出来るようになること
  • 基礎的な手術手技・手術知識を習得すること
  • 一般的な白内障手術は一人で完遂できるようになること
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耳鼻咽喉科

スタッフ紹介

部長 小椋 学 日本耳鼻咽喉科学会専門医
医長 竹村 景史 日本耳鼻咽喉科学会専門医
医長 中江 香 日本耳鼻咽喉科学会専門医

診療内容

当院の耳鼻咽喉科は、昭和63年以来、日本耳鼻咽喉科学会の専門医認可研修施設の認定を受けています。
平成20年7月現在、3名の常勤医師と1名の非常勤医師、及び2名の聴力測定技術者他が診療に携わっています。
外来診療は月曜日から金曜日の午前中で、一日に約80名の外来患者を診察しています。
特殊外来は設けておらず、 診察日には全ての分野の疾患に対応できるようにしています。迅速な検査、診断を心掛けており、CT、採血、聴力検査等は殆ど当日に行って結果を説明しています。放射線科、中検病理科の協力もあり、悪性腫瘍患者でも 2〜3日あれば診断が付き、治療が開始されています。
手術日は、火、水、木の各曜日に全日枠を確保しており、毎月30件強の手術をこなしております。手術の内訳としては、件数の約25%が扁桃摘出術、約25%が鼻の手術、 約25%が腫瘍の手術、約15%が咽喉微細手術、約10%が耳の手術といったところです。
地域の最終病院を目標としておりますので、 再建をともなう腫瘍手術等も含め、あらゆる分野の疾患に対し積極的に治療に取り組んでおります。

後期研修の目標

耳鼻咽喉科領域の疾患に関する専門的な知識を習得し、日常臨床で遭遇する耳鼻咽喉科領域の疾患に対して的確な診断及び処置が行えるようになる。
耳鼻咽喉科領域の手術に関する手術手技を習得し、手術によって起こりうる偶発症、手術後に起こりうる合併症、続発症、機能障害に対応できる能力を身に付ける。

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放射線科

施設の特徴

岸和田市民病院では、従来から、中央部門の充実が図られてきました。中央放射線部門にも大きな投資がなされ、設置機種は充実しています。 平成18年5月からは、PET-CTも稼働しています。すなわち、市民病院では、画像診断のほとんどすべてのモダリティーを経験することが可能となりました。
放射線治療分野でも、一般的な治療に加えて、ラジオサージェリー・腔内照射を行っています。
当院は、放射線科専門医修練機関・放射線治療修練機関に認定されていて、ここでの研修機関は、専門医取得時の経験年数になります。

研修内容

研修は、指導医の下、画像診断・手技の習得に携わります。当院放射線科は、以下のように広範な業務を行っています。研修期間を通して、放射線科医としての基本的・専門的な知識を身につけることができます。

画像診断・IVR

  • CT・MR・RI・PET-CT の読影
  • 消化管透視検査
  • 血管造影(循環器・脳外科担当以外の全症例)
  • 一般撮影(胸部Xp)の読影
  • 腹部エコー
  • CTガイド下生検
  • その他

放射線治療

  • リニアック
  • ラジオサージェリー

スタッフ

現在、常勤医4名(他、非常勤医師4名)で運営しています。常勤医は、2名が専門医です。

研修期間

3年(2年可)

研修終了後の進路

各自の希望により、可能な限り相談に応じます。(希望すれば、京都大学放射線科入局の仲介をします)

なお、本院放射線科・中央放射線部の詳細については、各科診療案内・放射線科の項をご覧下さい。

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麻酔科

施設概要

日本麻酔科学会麻酔科認定施設

診療内容

麻酔科は7名(常勤医5名、研修医2名)で当院手術室において施行される全ての全身麻酔と硬膜外麻酔、および約半数の脊椎麻酔を担当しています。 当院には外科系ほとんど全ての科が揃っていますので、あらゆる手術の麻酔を経験できます。
麻酔科管理症例数は年間約2000例あり、350床の病院にしては豊富です。そのため、気管挿管(経口・経鼻)はもちろん、硬膜外麻酔、脊椎麻酔など多くの症例数を経験できます。

研修内容

後期研修の最初の1年間は必ず指導医のもとで麻酔管理してもらいます。リスクの低い症例から始め、上達するにつれ、次第にリスクの高い症例も担当してもらいます。その間、術前診察、術中管理、各種テクニックなど基本的なことを指導します。
2年目からは心臓外科、呼吸器外科の麻酔も担当し、ひととおり全ての麻酔を経験し、 3年目にはさらに難易度の高い症例を担当してもらいます。

研修終了後の進路

研修終了後の進路に関しては相談に乗ります。スタッフとして残ることも可能ですし、当麻酔科関連教室の京大麻酔科に入局していただいても結構です。 また京大以外の麻酔科入局の場合にも、できるだけのことを致します。

救急診療科

施設概要

日本救急医学会専門医指定施設

施設の特徴

岸和田市民病院は泉州地域の救急医療の中核病院の一つで、救急診療科が独立し、複数名の救急医が救急医療に専従している施設です。

診療内容

  • 平日日勤帯の救急初期診療
    救急車で来院する患者または外来患者であっても診療に緊急性を認めた患者の初期診療を担当します。イメージとしてはERスタイルで、 必要に応じて、各専門科に患者を引き継ぎます。救急車搬入件数は年間約5000台、直接来院患者約2万名です。
  • 入院患者の診療
    救急診療科が入院治療を担当する疾患は大きく二つに分けることができます。
    一つ目はICU管理が必要な患者です。各種ショック患者(敗血症性ショックが最も多い)・血液浄化が必要な患者・人工呼吸管理が必要な患者・ 全身管理が必要な患者、このような場合は救急診療科が主科となり診療を担当し、必要に応じて各診療科と協働して治療にあたります。 当院のICUは6床あり、術後ICU・CCU・救急センターICUの側面を持ち、年間約600名の患者の治療を行っているため、その全体の管理も救急診療科 が中心となり行なっています。
    二つ目は各種救急患者の入院加療です。中毒・CPA蘇生後・Focus不明の感染症・複数の診療科にまたがる外傷・初期診断が困難な患者などが 挙げられます。当院には総合内科がないため、救急診療科が総合内科的な働きも兼ねています。入院は基本的には救急センターの病棟(14床)に 入院します。

以上の診療内容から、救急診療科の後期研修の研修内容は

  • 一次救急から三次救急までのER型外来診療
  • 救急特有疾患ならびに総合内科的疾患の入院診療
  • ICU管理

上記の3点を中心に行います。
現在3名のスタッフ(1名は後期研修医)+初期研修医1名の小さい所帯ですが、その分、多くのことを学べると思います。 救急医療に興味のある方は気軽に連絡を頂ければと思います。

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