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薬剤部

 薬剤部は、本年4月より20名の常勤薬剤師と医薬品SPD2名、そして事務員1名の組織となりました。
今年は新たに小児薬物療法認定薬剤師1名、実務実習指導薬剤師1名、医療情報技師1名が誕生し、実務実習指導薬剤師は計4名、医療情報技師は2名となりました。
 引き続き未達成の資格について今後も、更なる資質向上のための生涯学習・研修事業等、様々な勉強会や講習会への参加を促し、専門的資格をもつ薬剤師の育成に努めていきたいと思います。
 当院の薬剤部は、患者様へのお薬の説明、医療スタッフへの医薬品情報の提供により、薬物療法が患者様一人一人に合わせて効果的に、かつ安全に行われるよう医薬品の適正使用に取り組んでいます。
 また、医師、看護師等の医療スタッフと連携し、患者様が安心して薬物治療を受けられるよう様々なチーム医療の一端を担っています。
 「お薬について知りたいこと」、「処方されたお薬についてのご質問」などありましたら薬剤師にお気軽にお尋ね下さい。

外来受診される患者様へ

当院では院外処方箋を発行しております。(平成27年度 院外処方箋発行率92%) 医師からお薬の処方があるときは、会計後に明細書の上にあります引換券を持って‘処方箋お渡し窓口’にて処方箋を受け取って下さい。また窓口の隣に無料のファックスコーナーを設置しており、かかりつけ薬局へあらかじめFAXすることもできますのでお気軽にご利用下さい。

入院予定の患者様へ

当院で入院される際には、現在使用されていますお薬(飲み薬・塗り薬・貼り薬・点眼液・自己注射薬)を持参頂いております。入院後の治療をする上で必要となりますので、ご持参頂きますようご協力お願い致します。またお薬手帳やお薬情報もあればご一緒にご持参下さい。

≪ 平成27年 ≫


スタッフ紹介(2016.4現在)

薬剤師
20名 (男性:6名 女性:14名)
事務員
1名
医薬品SPD
2名

資格
がん薬物療法認定薬剤師(1名)
認定実務実習指導薬剤師(4名)
NST療法専門士(2名)
緩和薬物療法認定薬剤師(1名)
医療情報技師(2名)
小児薬物療法認定薬剤師(1名)
独)国立がん研究センター がん相談員(2名)

実績

業務内容

調剤業務

電子カルテを導入したオーダリングシステムで処方情報を管理し、それに連動する調剤支援システムにより外来および入院患者様のお薬を調剤しています。 医師の処方入力時にもアレルギーや重複投与、相互作用など簡単なチェックはありますが、薬剤部内のシステムにてさらに細かく相互作用や投与量をチェックしています。必要に応じて速やかに医師に問い合わせをし、安全に内服して頂けるように調剤を行っています。

≪散薬分包機≫
≪水剤≫

注射業務
≪注射薬自動払い出し機≫
注射業務

注射薬自動システムを導入し、入院患者様1人単位でお薬をセットしています。注射薬の監査時には、内服薬との相互作用のチェックも行っています。


製剤業務

院内で使用する各種消毒薬や市販されていない内服薬や外用薬など、約45種類の薬剤を調製しています。

医薬品情報(DI)業務

医薬品を安全かつ適正に使用するためには、個々の医薬品ごとに効能効果、用法用量など基本的情報の他に副作用、他剤との配合変化、使用上の注意など様々な情報を把握する必要があります。DI業務は日々更新・追加されており、情報の重要性及び緊急性を評価・判断し、医療従事者への情報提供を行っています。

抗癌剤の混合調製

抗がん剤治療を受ける患者様に薬剤師が薬液の混合調製を行っています。安全キャビネットを用いて、清潔・安全かつ迅速に抗がん剤調製が行える環境を整えています。

病棟業務

入院患者様が持参されたお薬(持参薬)を入院中も安全に使用して頂くために、ベッドサイドで聞き取りや薬物アレルギーなど確認し持参薬の鑑別を行い医師に報告をします。また、入院中に使用する薬の服薬指導や病棟医薬品の管理なども行っています。

医療品管理業務

院内で使用される薬剤(医療用麻薬・毒薬・血液製剤など)の保管、管理をしています。また手術室にある定数配置麻薬の管理も行っています。

チーム医療

他職種によるチーム医療の一員として、幅広く業務に取り組んでいます。

感染対策チーム(ICT=Infection Control Team)

ICTとは、感染管理を担当する医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などで構成されており、感染症の患者様への適正な治療の推進と院内感染の予防を中心に活動しています。 院内における抗生剤・消毒薬の適正使用の推進、TDM(治療薬物モニタリング)の実施、医療や薬学的知識に基づいた院内感染制御の実施に向け、薬剤師の専門性を発揮すべく活動しています。

栄養サポートチーム(NST=Nutrition Support Team)

NSTとは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士などで構成されており、患者様の栄養状態の改善に努めることを目的に活動しています。 毎週水曜日にNSTラウンド(回診)を行い、定期的に勉強会を行っています。

褥瘡(じょくそう)対策チーム

褥瘡:長期間ベッドで寝ていたり、車椅子を利用している患者様に多く見られる「床ずれ」 。褥瘡対策チームとは、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師で構成されており、皮膚の発赤や糜爛などの症状の軽いものから重症化して潰瘍になっているところに対して回診を行っています。また褥瘡に用いる院内製剤の調製なども行っています。

緩和ケアチーム(PCT=Palliative Care Team)

PCTとは、医師・看護師・薬剤師で構成されており、がんに伴う様々な苦痛症状の緩和を目的に活動しています。病気によって生じる苦痛や問題は、痛みや不快などの身体的な症状ばかりではなく、不安や落ち込みといった心の痛みや経済的な問題など人によって様々です。薬剤師もチームの一員として患者様とご家族のQOL(生活の質)の向上につながる方法を一緒に考えています。

糖尿病教室 (入院患者様:毎週木曜日、外来患者様:第4土曜日)

血糖値が高い状態が続くと、網膜症・腎症・神経症状・動脈硬化性疾患など様々な合併症が引き起こされます。良好な血糖コントロールを長く続けることで、合併症の発症や進行を防ぐことが糖尿病治療の目的です。当院では患者様自身が薬の知識を得ることで、正しい服用方法・効果・副作用を認識し、積極的な治療の参加につながるように努めています。

禁煙外来 (毎週水曜日)

煙草に対する「心理的依存(習慣)」やイライラを引き起こす「ニコチン依存症」は、医師とお薬の力を借りることで克服することが可能となります。禁煙外来を受診された患者様に対して禁煙補助薬の服薬指導を行っています。

治験業務

医薬品の開発に係わる治験業務が安全かつ適切に行われるようにCRC(治験コーディネーター)と協力し、治験薬の調製、管理、関係資料の作成・管理等の業務を行っています。厚生労働省より販売前の未承認のお薬の人に対する、新薬の効果や安全性を確認する試験のことを治験といいます。治験には第Ⅰ相~第Ⅲ相、製造販売後臨床試験(第Ⅳ相)という段階があり、当院では主に患者様を対象にした試験である第Ⅱ~第Ⅳ相を行っております。これまで呼吸器内科、呼吸器外科、腫瘍内科、代謝・内分泌内科、血液内科、整形外科などで合計70試験以上の実績があり、入院・外来を問わず、年間を通して通常10試験以上の治験を実施しております。また、実施する全ての治験は、当院の治験審査委員会にて治験に参加される患者様の人権・安全が保護されるよう審議が行われ、治験実施の可否が決定されます。治験事務局では、この治験審査委員会の開催・運営、必須文章の管理も行っています。

栄養管理部

スタッフ

栄養管理部部長 1名(代謝・内分泌内科部長兼務)
管理栄養士 4名(NST専門療法士2名、糖尿病療養指導士1名)
調理師 7名【うち嘱託調理師2名】
   (給食用特殊専門調理師3名、病院調理師認定2名)

業務内容

1.入院時食事療養

  私たちは入院中の食事を「治療の一環」と考え、適正な衛生管理のもとそれぞれの患者さんの病状に応じた食事を提供することにより、患者さんのQOL(生活の質)の向上に貢献できるよう日々努めております。温冷配膳車を使用し、衛生管理を図るとともに、おいしい温度で食事を召し上がっていただけるようにしております。毎日の食事では、アレルギー食材への対応を適切に行います。普通食をお召し上がりの方には平日の昼食・夕食いずれかについて選択メニューサービスを実施、その他産婦人科病棟で出産された方には、退院前に祝膳(夕食)を提供しております。季節を感じる食事を召し上がっていただくことを目的とし、年間11回の行事食をメッセージカードとともに提供しております。また、定期的に入院患者さんを対象に喫食調査を行い、食事の嗜好、給食に対するご意見を病院給食に反映させております。


祝膳

ひな祭り行事食

2.栄養食事指導

 入院・外来患者さんとご家族を対象に、個人指導・集団指導を行っております。これらの栄養食事指導は、医師の栄養治療方針に基づき、患者さんが自宅でも食生活の工夫や適切な食習慣を維持出来るよう行っております。個人指導はマンツーマンで行い、内容は糖尿病、脂質異常症をはじめ高血圧や腎臓病などの様々な慢性疾患を中心に、多くの患者さんの治療の手助けとなるように実施しております。集団指導は「糖尿病教室」「循環器教室」「減塩食教室」「母親教室」など多数の方を対象とした内容となっております。また、医師が糖尿病透析予防に関する指導の必要性があると認めた患者さんに対して、医師、看護師、管理栄養士が同時に指導するチーム医療を実施しております。

3.栄養管理

 入院された患者さんについて、 特別な栄養管理が必要と判断された方、また低栄養状態に陥るリスクのある方に対し医師・看護師と協力して栄養管理計画を立案、 栄養状態の改善に取り組んでいます。栄養指導の必要な場合は主治医の指示の下、 個別に栄簑指導を行っています。 また、 栄養状態を迅速かつ的確に評価し、 栄養不良を早期に発見し、 適切な栄養療法をアドバイスして早期回復をサポートすることを目的とするNST (栄養サポートチーム)、褥癒患者さんに対する予防・治療・評価および実践指導を行う褥癒対策チームなどのチーム医療に参加、 食事など管理栄養士が担うべき側面(栄養摂取量の算出や経腸栄養剤の選択、 食事指導など)から栄養管理活動を実施しております。

4.糖尿病患者会 千亀利(ちきり)会事務局

 日本糖尿病協会の支部であり、当院かかりつけで糖尿病治療中の患者さん相互の親睦とその健康増進を図ることを目的とした患者会、千亀利(ちきり)会の事務局として運営のご協力をしております。入会希望の方は栄養管理部までご連絡ください。

料理教室
家庭でも簡単に出来る糖尿病食の提案として
料理教室を行っております。

レクリエーション
糖尿病療養生活の情報交換や会員相互の
親睦を図る場としています。

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