病院の特色

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チーム医療

患者さまを中心に主治医・看護職・コメディカル等の職種が協力し、専門性の高い知識や能力を活かした組織横断的なチーム医療を積極的に行っています。医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師など多職種のメンバーにより構成されたチームの中で、専門看護師・認定看護師は特定の専門分野に関する知識・技術を用いて、水準の高い看護を実践し、チーム医療のコアメンバーとして各職種間の調整など中心的役割を担っています。また、リソースナースとして実践活動を通じて知識・技術をスタッフに還元し、病院組織全体の質の向上に大きく貢献しています。
各職種間は業務を分担しつつ互いに連携・補完し合い、患者さまの状況に的確に対応した医療を提供しており、このような組織横断的活動の結果として、疾病の早期発見・早期回復・重症化予防など医療や生活の向上などの効果をもたらしています。

専門・認定看護師が担う組織横断的活動

チーム ラウンド
安全対策ラウンドチーム
褥瘡対策チーム
栄養サポートチーム
緩和ケアチーム
呼吸ケアチーム
感染対策チーム
口腔ケアチーム
災害対策プロジェクトチーム
看護局 専門・認定看護師チーム
インシデントラウンド
褥瘡対策ラウンド
NSTラウンド
緩和ケアラウンド
人工呼吸管理ラウンド
ICTラウンド
口腔ケアラウンド

褥瘡対策チーム

2002年4月の診療報酬改定により「褥瘡対策未実施減算」が新設され、当院でも、2002年7月より褥瘡・創傷治療に関わる医師、WOCN、薬剤師、栄養士等で褥瘡対策チームを組織し、集学的な褥瘡予防・治療を開始しました。

褥瘡対策チーム
目的
主な活動

主な活動 チーム活動としては全院内を対象に、日常生活自立度の低い患者様に金沢医大式スケールによるリスク評価を実施、診療計画書を作成し、チーム回診を毎週月曜日に行い、リスク報告例の予防ケアの確認・指導を行っています。褥瘡発生時や入院の場合は発生報告書を記入、患者別治療計画を検討の上、2年前に日本褥瘡学会でつくられたDESIGNという評価法による経過評価を行い、治療をすすめています。さらに治癒後や軽快退院後の患者様の後療法や他療養型施設の患者の依頼診療などの必要から、週1回、形成外科医とWOCNによる褥瘡外来も2002年10月より開設し、瘡拡大や再発軽減に努めています。また栄養管理委員会の栄養サボートチームとともに毎週ランチタイムミーティングや月毎勉強会を開催し、褥瘡治療周辺の知識を高めるよう努めています。

現在、褥瘡対策チームの活動、回診をはじめて1年余が経ちましたが、スタッフの褥瘡についての関心は以前より高まり、早期にリスク症例に対処可能となり、院内褥瘡発生率も現在では2%以下に減少しています。また、手術例においても周術期管理の徹底から、全身状態不良のハイリスク例や持ち込みの重症褥瘡の外科治療の結果の改善も目覚ましく、院内横断的チーム医療の成果が表れはじめたようです。市立では、近い将来、『院内褥瘡発生ゼロ宣言』ができるようチームメンバーも日々活動を続けています。

褥瘡・潰瘍や皮膚欠損創に必要な創傷被覆剤の選択については、褥瘡委員会・形成外科が中心となり2000年12月の厚生省告示「皮膚欠損用創傷被覆剤保健請求法変更」の機能分類に従い、製材見本臨床検討下に新規購入を決定、現在では350床の病院にしては異例とも思われる、標準型13種、異形型2種を常備しています。軟膏等も同様に必要度・使用頻度・効果評価・コスト・スペースなどを検討し15種を整備し、院内で定期的な広報や勉強会等を通じて正しい選択・使用法を啓蒙しています。エアーベッドや体圧分散マットレスも今日までに必要十分数を設置(希望により退院後例要事購入斡旋も行っています)し、在宅医療・訪問看護例も報告・指導システムを整備し、褥瘡治療に対する、地域医療における当院の役割を果たすべく努カしております。

全入院患者リスク アセスメント

栄養サポートチーム(NST)

市民病院では栄養サポートチーム(NST)が活動しています。医食同源と申しますように、栄養はすべての治療の基本であり、栄養が悪いと病気が治りにくく、手術後の回復も遅れます。また感染症にかかりやすくなり、床ずれができたりすることもあります。そこで栄養をつけて早く元気になるために栄養療法を行います。
栄養療法には口から食べる、胃や腸に栄養剤を注入する、点滴注射をするなどの方法があります。また栄養源には食事以外にも色々な栄養剤があります。

現在、褥瘡対策チームの活動、回診をはじめて1年余が経ちましたが、スタッフの褥瘡についての関心は以前より高まり、早期にリスク症例に対処可能となり、院内褥瘡発生率も現在では2%以下に減少しています。また、手術例においても周術期管理の徹底から、全身状態不良のハイリスク例や持ち込みの重症褥瘡の外科治療の結果の改善も目覚ましく、院内横断的チーム医療の成果が表れはじめたようです。市立では、近い将来、『院内褥瘡発生ゼロ宣言』ができるようチームメンバーも日々活動を続けています。

栄養チューブを入れ注射をする医師、栄養剤を注入し点滴を交換する看護師、栄養剤を調合し薬の説明をする薬剤師、栄養を考えて食事を調製し栄養指導をする栄養士、栄養状態を検査する検査技師、飲み込む訓練をする療法士など、各専門職が知識と技能を持ち寄って、皆さんの栄養状態を改善するチーム医療を行っています。栄養サポートチームの回診、ミーティング、勉強会、アドバイスなどの活動は、栄養状態の改善による早期回復に役立っています。

緩和ケアチーム

緩和ケアとは、「重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などのさまざまなつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア」です。
 がん患者さんやご家族は、病気や治療の副作用による体のつらさ、気持ちのつらさ、経済的な問題などのつらさやお困りごとを抱えておられると思います。緩和ケアチームでは、お薬の調整、お話をお聞きすること、医療制度や自宅での療養生活のサポートなどに関する情報を提供することなどで、皆さんのつらさ・お困りごとがやわらぎ、解決されるように、主治医や担当看護師と協力しながらお手伝いさせていただきます。

 チームメンバーは、『体の症状を担当する医師』・『気持ちのつらさを担当する医師』・『緩和ケア認定看護師』・『がん看護専門看護師』・『緩和薬物療法認定薬剤師』・『管理栄養士』・『医療ソーシャルワーカー』などで、お互いの専門性を発揮しながら協力しあっています。また、必要に応じて他の医療スタッフや床ずれやお口のトラブルに対応する専門チームとも連携しています。
 緩和ケアチームによるサポートをご希望される場合(あるいはどんなサポートが受けられるのかお聞きになりたい場合なども)は、主治医や看護師にお声かけください

【よくあるご質問】  

Q:抗がん剤や手術など治療していても緩和ケアチームにサポートしてもらえるの?
治療しているうちは、まだ緩和ケアを受ける時期ではないのでは?  

A:抗がん剤や手術など、いろいろな治療と並行して受けることができます。
  2018年度に緩和ケアチームにご相談頂いた患者さんの約70%は抗がん剤や放射線治療、
  手術等の治療を受けておられる患者さんでした。また、診断のための検査中〜治療開始する
  までの患者さんも約5%おられました。 


Q:緩和ケアチームに依頼している患者さんは、どんなことを相談しているの?

A:以下についてのご相談を多く頂いています
  痛み、息苦しさ、吐き気、だるさなどの体のつらさ
  気持ちがつらい、不安、眠れないなど
  患者さんとの関わり方等についてご家族の悩み  
患者さんが食べやすい食事のメニュー・調理の工夫、栄養補助食品の利用など


Q:緩和ケアチームに相談したい時はどうしたらいいの?

A:主治医や看護師に「緩和ケアチームに相談したい」とお伝えください。
  チームへの依頼のきっかけは、『主治医や看護師の勧めで』という場合が多いですが、
  『患者さんやご家族からの希望で』という場合も増加しています。(2018年度は約  
  30%が患者さん・ご家族からのご希望でした)チームのサポートをご希望の場合は、
  主治医や看護師、がん相談員など身近な医療従事者に遠慮なくお声かけください。

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