
| 循環器内科 | 消化器内科 | 呼吸器科(呼吸器内科) |
| 血液内科 | 代謝・内分泌内科 | 神経内科 |
| 外科 | 乳腺外科 | 呼吸器外科 |
| 脳神経外科 | 心臓血管外科 | 整形外科 |
| 形成外科 | 小児科 | 皮膚科 |
| 泌尿器科 | 眼科 | 耳鼻咽喉科 |
| 病理診断科 | 放射線科 | 麻酔科 |
| 救急科 | 腎臓内科・透析 |
日本内科学会認定制度教育病院
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
日本心血管インターベンション学会認定研修関連施設
循環器科は常勤医5名(31年目、28年目、17年目、15年目 8年目)と専属レジデント3名で診療にあたっている。循環器領域は救急対応の必要な疾患が多く、初期対応が極めて重要である。当科では心臓血管外科と共にCCU当直を行っており、365日24時間常に心血管疾患を受け入れ、緊急心カテーテル検査、PTCAを行うことができる。また平成16年度より不整脈診療にも力をいれており、電気生理学的検査も開始した。さらに平成18年9月よりICD植え込み術、CRTD植え込み術認定施設にもなり南大阪地域における循環器診療の拠点病院である。 平成22年度の年間入院患者数は798名(男497/女301)平均年齢70.6±12.0歳(緊急入院485名(緊急入院率61%))、在院日数13.3日であった。急性心筋梗塞数:118名、急性心不全数:227名、心臓カテーテル検査数:608件、PTCA件数:236件、心臓超音波検査数:4455件、トレッドミル検査数:624件、RI検査数:630件、ホルター検査数:499件であった。
3年間の研修期間で、循環器疾患全般において必要な専門的な知識、技術を修得し、専門的な診断、治療ができることを目標とする。また専門的医療を行う中で、コメデイカルとの協力、全人医療の実践を学ぶ。
非観血的検査を実施、読影できる診断能力をみにつける。さらに経食道心エコー検査の手技を修得する。
まず冠動脈造影検査、末梢血管造影検査を修得し、治療方針を決定できるよう研修する。2年目には実績によりPTCA、PTAの助手、IVUS、冠動脈内圧測定の術者になることができる。さらに3年目には実績によりPTCA、PTAの術者になることが可能である。
不整脈に関する基本的な知識を身につけ、EPS検査に助手、術者として行うことができるよう研修する。また永久ペースメーカー植え込みを心臓血管外科医とともに行うことも可能である。
CCU当直を行い心臓救急疾患の初期治療、管理を行う。IABP、PCPS等の補助循環についても実績により術者としての経験をつむ。また心不全を中心に心機能評価に対する理解を深める。
学会に積極的に参加して症例報告、及び臨床研究結果を発表することをできるよう指導する。さらに発表内容を日本語あるいは英語論文として残すよう指導する。後期研修中に、内科学会認定医を取得することを目標とし、さらに循環器専門医を取得できるよう研鑽に努める。
スタッフとして採用されることは可能。他施設への移動の希望があれば相談にのる。
| 部長 | 梶村 幸三 | 消化器内視鏡学会指導医、消化器病学会指導医、内科学会専門医 |
| 主任医長 | 高谷 晴夫 | 消化器内視鏡学会専門医、消化器病学会専門医、内科学会認定医 |
| 医長 | 木村 昇 | 消化器内視鏡学会専門医、消化器病学会専門医、内科学会認定医 |
| 医長 | 毛利 陽一 | |
| 医長 | 田中 裕一 | 消化器内視鏡学会専門医、消化器病学会専門医、内科学会認定医 |
| 医長 | 陣 佑祥 | 内科学会認定医 |
| 医長 | 奥山 俊介 | |
| 副医長 | 星 智子 | 内科学会認定医 |
| 専攻医 | 藤井 善憲 |
最近の傾向として、消化器内科の領域では内視鏡、腹部エコーを中心とした各種検査、治療手技の進歩がめざましい。そのため学ぶべきことも多く、消化器内科専門医となるには、3年間の十分な研修が必要とされる。そのためには多数の症例を経験する必要がある。
当院消化器内科では3年間の一貫した研修プログラムを立てている。研修プログラムは基礎的検査から最先端治療(ESD等の内視鏡手術についても積極的に研修できるようにしている)まで、すべて研修できるように組まれている。また、慢性疾患、急性疾患ともに各地より紹介患者多く、南大阪地区では類を見ない程症例数や検査件数が豊富で、自然と力がつく体制となっている。例えば、2010年度入院患者数1158人、上部消化管内視鏡3879件、腹部エコー5489件、ERCP289件、大腸内視鏡1739件、肝癌のRFA治療は88件施行している。さらに腹部血管造影やTAEについても、当院放射線科の協力により研修できるシステムとなっている。設備についてはvirtual sonography等、最先端機器が充実している。
消化器内科での研修は非常に忙しいが、それだけやりがいもあり、3年間研修すればしっかりとした実力がつくように指導している。
| 胃内視鏡(経鼻内視鏡も可能) 及び止血術 |
大腸内視鏡 | ERCP EST |
胃透視 注腸 |
腹部アンギオ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 3 年 目 |
2人で施行 | 時々盲腸まではいる | 補助が出来る 器具の使い方が理解でき準備できる |
症例を経験する | - |
| 4 年 目 |
1人で胃内視鏡及び止血術が出来る | 80%以上 盲腸まではいる |
症例を経験する | 症例を経験する | 週1回 放射線科で研修 |
| 5 年 目 |
1人で胃内視鏡及び止血術が出来る | Followできる | 積極的に症例を経験する | 症例を経験する | 週1回 放射線科で研修 |
他に後期研修では、静脈瘤止血術(EVL、EIS)、PTCD、ITナイフ等によるESD、EST、EPBD、IDUS、EUS、各種ステント挿入、各種ドレナージ術、白血球除去療法、異物除去、PEG、RFA治療等すべての消化器的専門技術を経験する。
京都大学消化器内科及び近畿大学消化器内科とのつながりがあり、希望があればいつでも紹介できる体制となっている。実際現在まで、出身大学に関係なく、多数の人員が当院消化器内科より京都大学消化器内科、近畿大学消化器内科に研究活動等のため帰っていただいている。
日本消化器病学会認定医制度認定施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設
それぞれ認定医を取れるよう指導。またやる気があれば積極的に学会発表、論文の投稿も出来るように指導している。
当科の特徴は、京都大学医学部から独立して存在した付置研究所である旧京都大学胸部疾患研究所及び付属病院の伝統に則り、呼吸器内科と呼吸器外科の合同科となっています。したがいまして、後期研修では、自身が主治医となった患者の手術は前立ちをしていただきますし、希望すれば専任の呼吸器外科医としての修練も可能です。
当科の特徴は、紹介患者のエリアが岸和田市に留まらず広いことで、大阪市内から和歌山県までの患者さんが紹介されてきます。また近隣病院の呼吸器外科と比べ、肺癌と非癌性呼吸器疾患がバランス好く紹介され、研修としてはどちらかに偏らない勉強が可能です。
後期研修医にはアカデミズムが必要で、呼吸器学会地方会、総会発表はもちろん、関連学会である呼吸器内視鏡学会、アレルギー学会、感染症学会、環境感染学会、化学療法学会、肺癌学会、サルコイドーシス学会などでの発表を推奨しています。 また4年次以降では、ATS(アメリカ胸部疾患学会)、ERS(ヨーロッパ呼吸器学会)、APSR(アジア太平洋呼吸器学会)での発表が待っています。 当科の養成方針は、「ただのお医者さんでは面白くない」です。自分の実になることはどんどん積極的に取り入れて勉強の機会を捉えて下さい。1週間に及ぶ臨床肺機能講習会への参加も推奨しています。
当科のもう一つの特徴は、部長が京都大学呼吸器内科の臨床教授を兼任しているため京都大学の学生がポリクリで2~4週間交代で臨床研修に来ることです。1回に2人ずつ来られますが、彼らに教えることは、自分の「うろ覚え」の知識を正確にする糧となります。
また、京都大学呼吸器内科関連施設として、研修終了後は大学院進学、関連44病院のスタッフ昇進の道が開けています。
後期研修の間にも、関連施設において、肺癌診療、感染症診療、間質性肺炎などについて臨時に短期間の内地留学も可能です。現在、京都大学呼吸器内科としてのプログラムとして、肺癌診療、COPD診療についてのネットワークができ、また共同研究も盛んになってきています。
いつも厳しい勉強、診療で追いまくられてばかりいるわけではありません。当科スタッフは極めて仲が良く、頻回に交歓会が催されています。当科を終了した研修医の参加も多く、楽しい時間を過ごしています。
以上が当科の特徴です。下記にスタッフ(呼吸器内科7名、呼吸器外科2名)を紹介します。
| 加藤 元一 | 呼吸器内科部長 | (京都大学呼吸器内科臨床教授) 日本呼吸器学会代議員、日本呼吸ケアリハビリテーション学会評議員 専門は、COPD, 気管支喘息、呼吸器感染症です |
| 川島 正裕 | 呼吸器外科部長 | 肺癌外科が専門です |
| 三浦 幸樹 | 呼吸器外科医長 | 2009年5月ATS(サンジエゴ)で発表しました |
| 丸毛 聡 | 呼吸器内科医長 | |
| 古下 義彦 | 呼吸器内科医長 | 当院新研修医制度一期生です 2007年5月にATS(サンフランシスコ)で発表しました |
| 樋上 雄一 | 呼吸器内科医長 | |
| 寺西 敬 | 呼吸器内科医師 |
1日平均外来患者数100名 平均入院患者数55名
| 気管支鏡検査 | 毎週火曜日、金曜日の午後1時から行っています。 年間、約300例の検査を施行しています。 |
| 胸腔鏡検査 | 局所麻酔下検査はX線透視室で、全身麻酔下検査及びハイリスク症例の局所麻酔下胸腔鏡は手術室で行っています。 |
| 症例検討会 | 毎週火曜日5時から8時まで行っています。 |
| 総回診 | 毎週金曜日、午前10時から11時まで行います。 |
| 勉強会 | 治療薬についての勉強会を毎週木曜日の5時半から行っています。 |
| 検査・重症カンファレンス | 毎週金曜日4時頃から行っています。 |
| 化学療法カンファレンス | 金曜日、検査カンファレンス終了後から引き続き行っています。 |
当科は、京都大学呼吸器内科・呼吸器外科の関連施設であり、3年間の後期研修終了後は、京都大学大学院への進学、当科を含む京都大学関連病院へのスタッフとしての赴任の道が広く開けています。
日本糖尿学会認定研修施設
日本内分泌学会認定研修施設
日本肥満学会認定研修施設
代謝内分泌内科は現在常勤医2人で診療にあたっています。
| 氏名 | 職名 | 認定資格 | 専門分野 |
|---|---|---|---|
| 花岡 郁子 | 部長 | 日本内科学会認定医 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医 日本糖尿病学会研修指導医 日本内分泌学会研修指導医 |
糖尿病 内分泌疾患 |
| 政次 健 | 医長 | 日本内科学会認定医 日本糖尿病専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医 日本内分泌学会研修指導医 |
1-2名
1型、2型糖尿病、甲状腺、高・低Ca血症、下垂体、副腎、インスリノーマ等その他内分泌・代謝疾患の症例を扱っています。地元の方をはじめとして、紹介、ホームページから来院されます。外科系、放射線科とも連携して検査、治療を行っており、研修体制として恵まれています。
将来の進路は希望に応じて、スタッフや大学院への進学、種々の紹介など相談できます。
| 外来 | 約2000名 |
| 入院 | 136名 及び約900名 コンサルト、併診 |
| 火曜日 | 内科症例検討会 |
|---|---|
| 木曜日 | 甲状腺エコー、穿刺 |
| 木曜日 | 回診、症例検討会 |
| 部長 | 川村 眞弓 | 神経内科専門医、指導医、臨床神経生理学会脳波認定医、 筋電図・神経伝導分野認定医、内科認定医、日本認知症学会専門医 |
| 医長 | 石川 奈々 | 内科認定医 |
| 医長 | 竹内 潤 | |
| 医師 | 三野 俊和 |
市立岸和田市民病院は泉州地域(南大阪)の基幹病院であり、南大阪には神経内科のある病院が少なく神経内科患者が集まってくる。 そのため症例が多く、すべての神経内科疾患について多数経験でき専門医試験での症例に困らない。 また電気生理学的診断が専門的にできる数少ない神経内科でもある。 放射線科も充実しておりMRIやCTは各2台あり、SPECTもかなりの高レベルで診断できる。 後期研修では脳血管障害(脳卒中)やパーキンソン病、頭痛、末梢神経障害、老年痴呆(アルツハイマー病など)の いわゆるCommon Diseaseや、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、多発筋炎、重症筋無力症などの 神経内科が扱う種々の疾患の病態を理解し、診断、治療ができ神経内科専門医になる臨床能力を身につける事を目標とする。
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 病棟業務 | 病棟業務 | 病棟業務 電気生理検査 |
病棟業務 | 病棟業務 電気生理検査 |
| 午後 | 病棟業務 (部長回診) |
病棟業務 神経内科カンファランス |
病棟業務 部長回診 |
病棟業務 | 病棟業務 (部長回診) |
市立岸和田市民病院では2009年は、神経内科は非常勤のみでしたが2010年4月より私達3人のスタッフが日赤和歌山医療センターより、 そのまま全員異動してきました。昨年の私達3人の実績で紹介させていただきますが脳波は449件、神経伝導速度検査は427件、筋電図は 118件、体性感覚誘発電位、視覚誘発電位、聴性脳幹反応合わせて177件、筋生検5件、神経生検8件でした。 またSPECTは153件、CTは1229件、MRIは1268件(早く検査が必要で他の施設にお願いした件数は入っていません)でした。
日本神経学会の後期研修到達目標にそって研修終了後には神経内科専門医取得可能とする。 神経内科症候や病態の意味を正しく理解し、適切な神経学的所見をとる事ができる様にする。 神経生理、神経放射線、神経病理、神経遺伝学をはじめ、各種神経学的検査の意味・解釈や治療の内容を理解できる。 またミニマルリクイアメントで定めた検査、治療、手技は自ら施行し、適切な判断をくだす事ができる。 適切な確定診断を行い、治療計画を立案し適切な診療録を作成できる。 ミニマルリクイアメントで定めた疾患については主治医として充分な診療経験を有している。 診断・治療方針の決定困難な症例や神経内科救急をはじめ迅速な対応が必要な症例などにおいて、自科の専門医、他科の医師に適切に コンサルトを行い、適切な対応ができる。 コメディカルと協調、協力する重要性を認識し、適切なチーム医療を実践できる。 患者から学ぶ姿勢を持ち、患者と患者の周囲の者に対するメンタルケアの大切さを知り、実践できる。 神経学意的障害をもった患者の介護・管理上の要点を理解し、在宅医療を含めた社会復帰の計画を立案し、必要な書類を記載できる。 神経内科救急疾患における診察の仕方、処置の仕方について学び、実践できる。医療安全、倫理、個人情報保護の概念、医療経済に ついて必要な知識を有する。 カリキュラムの修得度を定期的に自己評価するとともに、指導医の評価も受けつつ、自己研鑽を積み重ねる。
後期研修後は臨床希望である場合、研究希望の場合があるが、それぞれ本人の希望にそうよう相談に応じ進路を決めていただく。
当院は日本外科学会外科専門医制度修練施設・日本消化器外科学会専門医制度修練施設など外科系の多くの学会の研修施設となっている*。 当科は、平成22年度の実績(別表1)で、年間手術件数626例であり、良性疾患(胆石症、ヘルニアなど)、悪性腫瘍(胃癌、大腸・直腸癌など)、救急疾患(急性虫垂炎、イレウスなど)等、一般外科臨床の幅広い領域にわたっての研修が可能である。外科後期研修の目標は、胆石症・ヘルニア・虫垂炎などの良性疾患や胃癌・大腸癌などの頻度の高い悪性疾患の手術を術者として実施できる実力を養成すること、および、乳腺科・心臓血管外科・呼吸器外科・救急診療科の協力のもと、後期研修終了までに外科専門医認定試験を受験するのに必要な経験をつむことである。
(*日本外科学会外科専門医制度修練施設・日本消化器外科学会専門医制度修練施設・日本胸部外科学会指定施設・日本呼吸器外科学会専門医制度認定施設・心臓血管外科認定修練施設・三学会構成心臓血管外科専門医認定機構・日本救急医学会認定医指定施設など)
指導責任者
| 小切匡史 (院長) |
日本外科学会指導医、日本消化器外科学会指導医 日本消化器病学会指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 |
指導医
| 鍛 利幸 (部長) |
日本外科学会指導医、日本消化器外科学会専門医 |
| 古元克好 | 日本外科学会指導医、日本消化器外科学会専門医 |
| 伊東大輔 | 日本外科学会専門医 |
| 森 友彦 | 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医 |
| 佐藤正人(非常勤) | 日本外科学会指導医、日本小児外科学会専門医 |
| 手術 | 月曜日から金曜日まで毎日。緊急手術は随時。 |
| 月曜日 (8時30分より) |
術前術後カンファレンス |
| 火曜日 (18時より) |
消化器合同カンファレンス(消化器内科、放射線科スタッフとともに、示唆に富む症例や問題点のある症例について検討する) |
| 水曜日 (8時より) |
抄読会(担当医が外科に関する英文論文を紹介し検討する) |
| 水曜日 (17時より) |
外科病棟カンファレンス(手術予定患者の術前検討、手術実施患者の術後検討を中心に、外科の全入院患者について看護スタッフとともに問題点を検討する) |
| 第2・第4木曜日 (12時15分より) |
キャンサーボード(外科、腫瘍内科、放射線科、消化器内科の各スタッフが治療方針について協議検討する) |
| 金曜日 (8時より) |
全員回診(外科部長をはじめ外科全スタッフがすべての入院患者を回診する) |
最初は指導医とともに入院患者の担当医となるが、経験と実力に応じ、しだいに主治医として治療に当たるようになる。
また、必修研修として、心臓血管外科・呼吸器外科・乳腺科・麻酔科・病理診断科をそれぞれ1~2か月、選択研修として、救急診療科・小児外科をそれぞれ1~2か月ローテートする。なお、3年目には、最長3か月の国内留学が可能な当院の後期研修国内留学制度に応募することができる。後期研修医は米国のチーフレジデントに相当する地位にあると考えており、卒後1年・2年の初期研修医の指導にもあたり、人に教えることで自分の知識・技量を深めることを期待する。
研修終了後の進路としては、当科のスタッフとなる、関連大学である京都大学の外科交流センターに入会し、大学およびその関連病院でさらに研修を積む、などがあるが、それ以外にも、各自の希望に沿えるよう相談にのります。
| 手術総数 620例 | |
| 全麻酔手術 465例 | 腰麻手術・局麻手術 155例 |
| 悪性腫瘍手術 225例 | 腹腔鏡(補助下)手術 129例 |
| 疾患 | 主な手術 ( ):腹腔鏡下手術 | ||
|---|---|---|---|
| 食道癌 | 11 | 食道亜全摘術 | 11 |
| 胃癌 | 75 | 幽門側胃切除術 胃全摘術 |
43(9) 27(2) |
| 結腸癌・直腸癌 | 89 | 結腸切除術 前方切除術 直腸切断術 骨盤内臓器全摘術 |
47(11) 34(22) 2 1 |
| 肝癌(原発性・転移性) | 17 | 葉切除術 区域・亜区域切除術 部分切除術 |
4 4 8 |
| 膵癌・胆道癌 | 14 | 膵頭十二指腸切除術 膵体尾部切除術 胆管切除・胆道再建術 |
3 2 1 |
| 胆石症・胆嚢炎 | 104 | 胆嚢摘出術 総胆管切開切石術 |
94(66) 7 |
| 急性虫垂炎 | 46 | 虫垂切除術 | 44(7) |
| ソケイヘルニア | 109 | ソケイヘルニア根治術 | 109 |
本研修プログラムは乳腺科医師として必要な知識と技術を習得し、プログラム終了時には乳腺専門医受験資格取得を目指すものです。
後期研修プログラムの期間に検診、診断技術、手術、薬物療法、緩和医療など、乳腺診療に必要な知識、技術を身につけます。プログラム3年終了時に乳腺専門医取得のために必要な日本外科学会専門医の受験資格を、5年終了時には乳腺専門医の受験資格取得を目指します。
到達目標1
乳腺外科医として必要な下記の基本的知識に習熟する。
乳腺疾患の診療に必要な検査、処置、手術手技に習熟する。
1年次
外科、心臓血管外科、呼吸器外科、救急診療科をローテートし日本外科学会専門医取得に必要な手術経験を積む。専門領域ではおもに診断(マンモグラフィ読影、超音波検査、穿刺吸引細胞診、針生検、マンモトーム生検)を指導医のもとでおこなう。症例報告を中心として学会発表や論文作成をおこなう。
2年次
これまでの業務に加え、乳腺手術を術者として20例以上、助手として30例以上おこなう。マンモグラフィ精度管理中央委員会の読影資格B以上を取得する。
3年次
これまでの業務に加え、外来診療(初診患者診察、外来化学療法など)をおこなう。乳腺手術を術者として30例以上、助手として30例以上おこなう。 3年次までに全国学会発表を5件以上、英語論文作成を2編以上おこなう。終了時に外科専門医受験資格を得る。
4年次
これまでの手術、病棟および外来業務をおこない、前年度以上の症例経験を積む。年間に全国学会発表を2件以上、英語論文作成を1編以上おこなう。終了時に日本乳癌学会認定医の受験資格を得る。
5年次
これまでの業務に加え、専門医を目指す1~4年次医師の指導をおこなう。前年度以上の症例経験を積む。終了時に日本乳癌学会乳腺専門医の受験資格を得る。
| 指導責任者 | 吉村 吾郎 (部長) |
日本外科学会指導医・専門医、乳腺専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 |
| 指導医 | 畑 和仁 |
| 午前 | 午後 | |
|---|---|---|
| 月 | 手術 | 手術 |
| 火 | 外来 | 外来、細胞診/針生検/マンモトーム生検 |
| 水 | 外来 | 外来、細胞診/針生検/マンモトーム生検 |
| 木 | 検討会、細胞診/針生検/マンモトーム生検 | |
| 金 | 外来 | 外来、細胞診/針生検/マンモトーム生検 |
| 2007年 | 原発性乳癌手術症例77例(乳房温存29例、乳房切除48例) センチネルリンパ節生検実施数64例(うち腋窩リンパ節郭清省略53例) |
|---|---|
| 2008年 | 原発性乳癌手術症例73例(乳房温存43例、乳房切除30例) センチネルリンパ節生検実施数58例(うち腋窩リンパ節郭清省略41例) |
| 2009年 | 原発性乳癌手術症例77例(乳房温存39例、乳房切除38例) センチネルリンパ節生検実施数59例(うち腋窩リンパ節郭清省略47例) |
後期研修終了後はスタッフとして採用可能です。その後、院内だけでなく和歌山県立医科大学第一外科や京都大学乳腺外科で研修を受けることも可能です。
日本呼吸器外科学会指導医制度関連施設
呼吸器外科専門医制度基幹施設
日本緩和医療学会認定研修施設
| 部長 | 川島 正裕 | 日本呼吸器外科学会指導医、評議員 呼吸器外科専門医 日本胸部外科学会認定医 日本外科学会外科専門医 日本緩和医療学会暫定指導医 |
| 医長 | 三浦 幸樹 |
対象疾患は腫瘍性疾患(肺癌,転移性肺腫瘍,肺良性腫瘍)、縦隔疾患(縦隔腫瘍、縦隔炎、縦隔気腫)、胸膜・胸壁疾患(自然気胸,肺嚢胞症、胸膜中皮腫,胸壁腫瘍)、炎症性肺疾患(膿胸,胸膜炎、肺化膿症、肺真菌症、肺結核腫)、肺血管性疾患(肺動静脈瘻、肺分画症)、胸部外傷(肋骨骨折、胸骨骨折)、手掌多汗症、気道内異物、ステント留置術を要する気道狭窄など幅広く取り扱っています。
過去3年間の手術件数以下の通りで、当院での特徴である胸腔鏡手術(VATS)が大半を占め、早期肺癌は原則VATS lobectomy(完全鏡視下)でアプローチしています。
| 年間手術件数(件) | VATS(件) | 肺癌関連(件) | |
|---|---|---|---|
| 2008年 | 118 | 93(79%) | 53 |
| 2009年 | 112 | 86(77%) | 58 |
| 2010年 | 112 | 95(85%) | 60 |
呼吸器外科の診療をスムーズに行うためには、呼吸器内科とのコラボレーションが重要で、大阪堺・泉州地域では随一の実力を誇る呼吸器内科とはシームレスな関係で診療にあたっています。カンファレンスは毎週呼吸器外科医、呼吸器内科医、腫瘍内科医による合同で行われ、肺癌に関して手術のみならず化学療法、放射線療法に加え緩和ケアを考慮した集学的治療の観点で治療方針を決定しています。
当科では術後化学療法を中心に化学療法にも積極的に取り組んでいます。また設備が充実した化学療法センターは、大阪府下でも有数の規模を誇り、腫瘍内科医の指導のもと化学療法の修練も可能です。
将来的に呼吸器外科専門医の取得のためには外科専門医取得が必要です。外科、心臓血管外科と連携し、認定資格取得のお手伝いを致します。
学会発表や論文発表をとおして、出来るだけ多くの研究成果を発信して頂きます。
将来の進路に関しては関連大学である京都大学呼吸器外科への入局も可能です。進路の例として当科でスタッフへの昇格、京都大学呼吸器外科関連病院への赴任、京都大学大学院医学研究科への進学などがあり、その他の希望にも沿えるように相談にのります。
後期研修の3年間は専門性を身につける大切な期間です。個性豊かな街、岸和田で呼吸器外科医としてのスキルは勿論、患者さんとのコミュニケーションを習得しませんか。
| 部長 | 鳴海 治 | 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 厚生労働省臨床指導医 |
| 医長 | 鐘本 学 | 日本脳神経外科学会専門医 |
| 医長 | 梶原 基弘 | 日本脳神経外科学会専門医 |
4名
脳神経外科一般(脳血管障害、脳腫瘍、機能的疾患、頭部外傷、中枢神経系感染症、先天異常など)における診断・治療を行っている。他科との連携・チーム医療も積極的に取り組んでいる。
| 曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8:15 | 部長回診 | 症例検討 | 部長回診 | 症例検討 | |
| 8:45 | 病棟業務 | 病棟業務 | 病棟業務 | ||
| 9:00 | 病棟業務 | 病棟業務 | |||
| 9:30 | 手術 | 手術 | 手術 | ||
| 13:00 | 脳血管撮影検査 (治療) |
脳血管撮影検査 (治療) |
|||
| 17:00 | リハビリ連絡会 | ||||
| 17:15 | |||||
| 研究会活動 /手術検討 |

以下に示すものは、脳神経外科専門医・脳血管内治療専門医・脳卒中専門医を育成するためのプログラムである。将来、京都大学、国立循環器病センター、北野病院などと連携して専門医を育成するように配慮する。
| 年次 | 共通項目 | 脳卒中コース | 脳血管内治療コース | 脳神経外科コース |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神経学的診断 神経放射線学的診断 病理学的診断 リハビリテーション設計 |
軽症脳卒中に対する 検査・診断・治療 (脳梗塞・脳出血) |
脳血管撮影検査 術前・術後管理 脳血管内治療 (腫瘍・硬膜動静脈瘻) |
術前・術後管理 (軽症・予定手術) 手術 (穿頭術・開頭術) |
| 2 | 神経学的診断 神経放射線学的診断 病理学的診断 リハビリテーション設計 |
重症脳卒中に対する 検査・診断・治療 (くも膜下出血) 脳血管内治療への参加 |
脳血管撮影検査 術前・術後管理 脳血管内治療 (頭蓋内血管) |
術前・術後管理 (重症・緊急手術) 手術 (水頭症・脳出血) |
| 3 | 神経学的診断 神経放射線学的診断 病理学的診断 |
重症脳卒中に対する 検査・診断・治療 脳卒中予防 脳外科手術への参加 |
脳血管撮影検査 術前・術後管理 脳血管内治療 (動脈瘤など) |
術前・術後管理 (重症・緊急手術) 手術 (脳虚血、脊椎手術) |
| 4 | 専門医試験 | 脳血管撮影検査 術前・術後管理 脳血管内治療 (動脈瘤など) |
術前・術後管理 (重症・緊急手術) 手術 (動脈瘤・腫瘍) |
|
| 5 | 専門医試験 | 専門医試験 |
日本胸部外科学会認定医認定制度指定施設
日本心臓血管外科専門医認定機構関連施設
現在3名のスタッフで年間70から80例の心臓大血管手術を含む総手術数180例ほどを行っています。症例数はさらに増加中でやる気のあるスタッフを募集中です。
初期研修の2年目の研修医には心臓血管外科の基本手技、診断技術、治療方針の決定、術後管理などについて学んでいただき、ペースメーカーの移植手術や静脈瘤手術は執刀医としての経験を積んでもらっています。
後期研修では末梢血管手術における動脈剥離や血管吻合、開胸、開腹などを学んでいただく予定です。また末梢動脈疾患の執刀をしていただきます。
当科では泉州地域全体から搬送されてくる救急患者の緊急手術も多く、瞬時の判断や決断が必要な、実践的な医療を経験してもらえます。
研修終了後そのままスタッフとして残ることも可能ですが、近畿大学等への移籍や大学院への進学も可能です。
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 外来および病棟 | 手術 | 外来および病棟 | 手術 | 外来および病棟 |
| 午後 | 静脈瘤外来 | 手術 | 手術 | 手術 |
手術前日夕方には術前カンファレンス、水曜日8時30分から病棟回診
手術当日は基本的に主治医、担当医は当直体制で術後管理を行う
また月に数回指導医とともにCCU当直業務を行う。
日本整形外科学会専門医研修施設
日本リウマチ学会教育施設
整形外科学は、運動器の機能を重んずるダイナミックな学問であります。手術的治療は勿論ですが、生活指導や薬物治療そしてリハビリテーション科との連携を通じて
損なわれた機能の回復をはかります。より高次元の機能を目指すスポーツ選手やスポーツ愛好家にとっても整形外科学は重要な学問であり私たち整形外科医は運動力学の
視点に立って人の将来を考えています。中・高齢者の腰痛や関節痛も私たちに与えられた重要な課題であります。流行にとらわれないエビデンスに基づくアドバイスや
治療を推進しています。整形外科学の領域は広く未来に開かれています。マスコミでも取り上げられているように医療工学や再生医療への応用および実用化が日本を
フロンティアとして世界レベルで進められようとしています。近い将来整形外科の治療が劇的に変化する可能性を秘めています。さらに話は大きくなりますが宇宙で
ヒトが長期に生活するうえで必要な最も解決されなければならない課題は無重力状態で骨のミネラルのバランスを如何に良好に維持できるかであります。宇宙に行く
と宇宙酔いなどを一時的に経験することがありますが、数日が経つと神経系・消化器系は本来の機能を取り戻します。しかし、骨代謝は日にちが経つにつれ平常に
戻るどころか骨からカルシウムが奪われ続けるのであります。これは真さに私たち整形外科医が日々診療をしている骨粗鬆症なのであります。そういうふうに
考えてみても整形外科学の発展が人類に貢献できる領域は計り知れません。
当院は日本整形外科学会専門医研修施設でありますが、整形外科医は不足しており2名募集しています。整形外科は現在常勤医4名のスタッフで木曜日以外は手術をおこなっています。対象は外傷、脊椎疾患、関節疾患、関節リウマチなど急性疾患から
慢性疾患まで扱っており、平成21年の手術は脊椎手術78件(頚椎19件、胸腰椎57件)、人工関節置換術79件(人工股関節置換術20件、人工膝関節置換術59件)、人工骨頭置換術23件、骨折手術116件(上肢36件、下肢80件)などその他を含め計423件でした。当科は日本リウマチ学会教育施設でもあります。関節リウマチに対する治療法の進歩は目覚しいものがあり、手術的治療のみならずMTXを中心とした薬物療法、レミケード・エンブレル・ヒュミラなど抗TNFα製剤やアクテムラ(ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体)の使用も症例に応じて積極的におこなっています。
将来、整形外科専門医になるためにはスーパーローテートを含め6年間の臨床経験が必要ですが、当院は日本整形外科学会専門医研修施設(昭和58年認定)ですので後期研修の3年間はその一部にあてることができます。
また平成18年に日本リウマチ学会教育施設の認定を受けました。
日々の診療や手術で忙しい毎日ですが、外傷や疾患などによって損なわれた機能を先に述べたような多くの手段を用いて再び獲得していく
過程を患者と共に肌で感じながら大阪南部の自然に恵まれた土地で日々を過ごすことは決して無駄にはならないと考えます。
研修後の進路としては、当科は京都大学整形外科教室および関西医科大学整形外科教室の関連施設であり大学または大学の関連病院で
脊椎外科・関節外科・手の外科・関節リウマチなどの臨床を学び実践し希望の分野に進みます。
勿論研究の希望があれば大学での臨床および基礎の研究の道が開かれます。詳細については各大学のホームページを参照下さい。
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ~9:00 | 入院患者包交 |
抄読会 (隔週8:00) 入院患者包交 |
部長回診 (8:00) 入院患者包交 |
入院患者包交 |
入院患者包交 |
| 9:20~ | 手術 | 外来 (9:00~) |
手術 (9:20~) |
外来 (9:00~) |
手術 (9:20~) |
| 午後 | 手術 | 手術 (14:00~) |
手術 (13:30~) |
造影検査 (13:00~) 外来 (13:30~) |
手術 (13:30~) |
| 時間外 | 術前説明 (18:00) |
術前説明 (18:00) カンファランス (19:00) |
術前説明 (18:00) |
術前説明・ 検査結果説明 (18:00) |
術前説明 (18:00) |
| 備考 | 土曜日、日曜日は自発的な患者診察 | ||||
(指導体制)予定手術、外来は毎日であり、緊急手術は随時あり。
研修医は指導医とともに入院患者の担当医となる。術前説明、術後説明、検査結果説明等は、指導医とともに行う。さらに、研修医は担当患者の手術以外でも第2助手として参加する。
| 研修指導責任者 | 部長 | 竹本 剛司 | 日本形成外科学会専門医 日本レーザー医学会レーザー専門医 国際レーザー専門医 日本抗加齢医学会専門医 |
| 指導医 | 同上 他1名 |
形成外科は2名の指導医と1名の専属レジデントで診療を行っている。ローテート研修医は、指導医とともに下記研修内容に従って診療活動を行う。ある程度の手技を拾得したいなら3ヵ月は必要と思う。定員は1回に1名のみ。
| 月曜日 | 午前 | 部長回診・病棟処置 |
|---|---|---|
| 午後 | 外来、外来小手術、褥瘡回診、術前カンファレンス | |
| 火曜日 | 午前 | 抄読会、中央手術 |
| 午後 | 病棟処置、外来小手術 | |
| 水曜日 | 午前 | 中央手術 |
| 午後 | 外来、外来小手術 | |
| 木曜日 | 午前 | フットケア外来・病棟処置 |
| 午後 | 外来、褥瘡外来、外来小手術 | |
| 金曜日 | 午前/午後 | 中央手術、勉強会*、症例カンファレンス |
| 土曜日 | 午前 | 部長回診、外来 |
| (日曜日) | 午前 | (回診、外来) |
| その他、救急患者受入れや緊急手術はオンコール体制 | ||
全国でもオールマイティの形成外科医は少ない(認定医ですら、多くは皮膚外科医やレーザー治療医)。だからといって、「形成外科」を臨床に不要なマイナー科と思わないでほしい(北アメリカの形成外科医は外科研修6年の後に始めて形成外科研修が始まるため、外科医からも一目おかれている。
あるいは物好きと思われているかも知れない)。(大学病院ではない)一般病院の専門医認定施設である、岸和田市民病院出身の本物の形成外科医が早く巣立つことを期待する。
少数精鋭で、大学での研修より早く多くを知り、メスがふるえる。
3年目以降の形成外科への研修がきっかけで、将来形成外科を志す医師の発見になればと期待する。
特にチーム医療の重要性と形成外科医の使命を知ってほしい。
ローテーター、研修医、見学者などには、2009年に「Surgical Flaps」というオリジナルの教科書を作ったので、配布し、内容についてはミニレクチャーで解説している。
| 医師名 | 職名 | 認定資格 | 専門分野 |
|---|---|---|---|
| 芥川 宏 | 部長 | 小児科専門医 | 感染症、アレルギー疾患 |
| 大村 馨代 | 医長 | 小児科専門医 | 神経疾患、運動精神発達、アレルギー疾患 |
| 田村 宏美 | 医長 | 小児科専門医 | 内分泌疾患 |
| 村田 裕樹 | 医長 | 小児科専門医 | 一般小児科 |
正職員5名、後期研修医1名(正職員3名のときは後期研修医2名)
泉州地域の中核的な病院小児科として機能しています。診療内容の特徴を以下に述べます。
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 8:00~ 9:00 |
指導医病棟診察 (8:30~) |
指導医病棟診察 (8:30~) |
指導医病棟診察 (8:30~) |
モーニング・レクチャー (8:00~) |
指導医病棟診察 (8:30~) |
| 9:00~ 13:00 |
病棟採血・点滴 担当患者診察 |
病棟採血・点滴 担当患者診察 |
病棟採血・点滴 担当患者診察 |
担当患者診察 外来実習 |
病棟採血・点滴 担当患者診察 |
| 13:00~ 17:15 |
神経外来 (大村) |
予防接種外来 | 慢性疾患外来 (瀬戸) |
心臓外来 アレルギー外来 |
乳児検診 |
| 17:15~ | 入院カンファ (18:00頃~) |
英文読書会 (18:00頃~) |
泉州小児救急 輪番の外来 |
当科は、京都大学小児科関連病院・後期研修ネットワークの一員となっています。
この研修システムの要点は、標準的な3年間の後期研修期間中に少なくとも2つの施設での研修を経験すること、そのうち1施設はNICUを有する病院であること、となっています。 これにより、3年間で小児科専門医を取得するために十分な症例を経験することができます。
実質的には、小児科医として外来診療や救急医療を自立して行える能力を身に付けることが最大の目標であり、その達成の手助けになることが当科の使命であると考えています。
後期研修後の進路として、大学院入学、小児科専門医として臨床の継続、サブスペシャリティーの研修の3つが考えられます。
京都大学と40以上の関連病院(小児科医10人以上の施設6、6~9人の施設21、3~5人の施設17)との連携で、ご本人の意向に沿った進路選択ができることをお約束します。
日本皮膚科学会認定専門医研修施設
皮膚科は現在常勤医1名と嘱託医1名で毎日外来診療を行っています。
外来患者数は1日70-80人で、泉州地区の開業医の先生方や院内他科よりいろいろな患者さんを紹介して下さるので、あらゆる種類の皮膚疾患を経験する事ができます。
研修医の先生にはできるだけ興味のある疾患を時間をかけてじっくりと診察していただき、学会発表、論文作成できるように指導していきます。
外来にはUVA,UVBの紫外線照射装置、炭酸ガスレーザー、ダーモスコピー、電気メス、凍結療法用の液体窒素等を備えており、皮膚生検も積極的に行い、正確な組織診断をつける訓練を行っています。
年間の皮膚生検の件数は255件です。木曜日は手術日で表皮のう腫、脂漏性角化症などの良性腫瘍や母斑、基底細胞癌、日光角化症などの悪性の皮膚腫瘍の手術を年170件以上行い、メラノーマやパージェット病の手術も毎年何例か行っています。大きな手術の患者さんや水疱症、膠原病等の重症の患者さんは入院していただいています。大きな手術の時には当院の形成外科の医師に手伝っていただいて指導を受けながら行っていますので、3年間勉強すればほとんどの皮膚外科手術が出来るようになります。形成外科の手術の見学も可能です。
なお当院は日本皮膚科学会認定専門医研修施設ですので研修期間は前実績に算定されます。
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 8:30~ | 担当患者診察 入院患者のガーゼ交換、抗癌剤投与など |
||||
| 午前 (9:00~) |
外来見学 処置介助 |
外来見学 処置介助 |
外来見学 処置介助 |
外来手術 (2診にて) |
形成外科合同 入院患者手術 |
| 午後 (13:30~ 17:00 |
形成外科合同 褥瘡回診 外来見学 |
外来見学 処置介助 |
外来見学 処置介助 |
外来見学 処置介助 |
外来見学 処置介助 |
※外来見学は通常、1診での見学となるが、希望があれば2診での見学も可。
日本泌尿器科学会認定施設
| 部長 | 鈴木 淳史 | 日本泌尿器科学会指導医、専門医 |
| 医長 | 西畑 雅也 | 日本泌尿器科学会指導医、専門医 |
3名
平成21年の主な診療実績:入院患者227名。手術件数(ESWLを除く)141件、ESWL53件(のべ137回)。主な手術件数を以下に示します。副腎腫瘍に対する腹腔鏡下副腎摘除術3件、腎細胞癌に対する腎摘除術13件(うち腹腔鏡下腎摘除術9件)。腎盂尿管癌に対する腹腔鏡下腎尿管全摘除術3件。膀胱癌に対する膀胱全摘除術・回腸導管造設術1件および経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)40件、前立腺癌に対する前立腺全摘除術7件、前立腺肥大症に対する経尿道的前立腺切除術(TUR-p)15件。主な検査としては、膀胱鏡検査277件、前立腺生検66件でした。
当科の特色は外来患者数が多く、また救急対応を要する患者も多いために、尿管ステント留置や腎瘻造設など緊急処置を行なう機会も多いと言えます。入院患者の中では尿路性器癌患者の占める割合が多く、経尿道的内視鏡手術だけではなく、腹腔鏡手術や開腹手術も多数経験することができます。また、尿路性器癌の治療に関しては、リニアックなどの放射線治療機器も充実していることから、手術療法、放射線療法および抗癌剤療法との組み合わせによる集学的治療を行えることです。泌尿器科領域の諸検査も手技に関しても充分に経験を積むことが可能です。また今後は、これからの時代に重要な分野である尿失禁や性器脱などの女性泌尿器科診療、EDや男性更年期(LOH症候群)などのアンドロジー診療の
分野にも診療の輪を広げるように準備を進めています。
基本的には、日本泌尿器科学会の専門医取得に必要な事項を学会のプログラムに準じて学習して頂く予定です。具体的には、入院患者を担当することで、泌尿器科疾患の治療計画作成および実施、患者への説明の仕方などを指導します。 手術日は2日/週です。専門医取得プログラムで推奨されている手術手技を十分学習して頂けるだけの症例数はあります。学会報告については、地方会での症例報告を中心に発表して頂き、論文執筆についても指導します。また、外来診察についても泌尿器科の学習が充分であり、患者の応対も大丈夫と判断すれば、比較的早い段階で外来担当医となって 頂く予定です。
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ~9:00 | 部長回診 (8:40) |
||||
| 午前 | 病棟回診 教育外来 |
X線検査 病棟回診 教育外来 |
外来検査 手術 |
X線検査 病棟回診 |
X線検査 外来検査 手術 |
| 午後 | 内視鏡検査 他 |
ESWL 内視鏡検査 ほか |
手術 | ESWL 内視鏡検査 ほか |
手術 |
| 時間外 | カンファランス (17:00) |
||||
| 備考 | 土・日曜日は自発的な患者診察 | ||||
現在、眼科常勤医3名、隔週勤務の非常勤医1名の体制ですが、
非常勤医数は状況に応じて複数名まで変動することが可能です。視能訓練士(ORT)は3名が常勤しています。
診療内容は、白内障・緑内障から眼底疾患までの眼科疾患全般に対応しています。
2010年の手術症例数は、789件でうち網膜硝子体手術が123件と、眼底疾患の
手術症例数割合が高いのが特徴です。
多数の眼科研修医を同時に抱える施設とは違い、少人数ならではのメリットを生かし、
指導医と研修医がより濃密にマンツーマン教育を行える環境かと思います。しかも白内障手術教育だけでなく、眼底疾患も多いので、幅広く眼科診療技術の修得ができます。
京都大学眼科医局の関連施設の為、京大附属病院、その他の京大関連施設での研修へと
キャリアを発展させていくことも可能です。
後期研修1年目
眼科外来診療(初診・再診)を 指導のもと及び自立して行っていける診療能力を 身につけて行きます。各種のレーザー治療の設定・技法を学び、 更には白内障手術を、安定して安全に完遂できる能力を修得します。
後期研修2年目
通常の白内障手術を自立して完遂できる技術を修得した後には、更に難易度の高い白内障 症例の手術を安全に行える技術の獲得を目指し、更にはその時点での能力・意欲に応じて 緑内障手術、網膜バックル手術、硝子体手術等を修得していきます。
| 部長 | 梶川 泰 | |
| 部長代行 | 近野 哲史 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医 |
| 医長 | 阪上 智史 |
当院の耳鼻咽喉科は、昭和63年以来、日本耳鼻咽喉科学会の専門医認可研修施設の認定を受けています。
平成23年7月現在、3名の常勤医師、及び2名の聴力測定技術者他が診療に携わっています。
外来診療は月・火・木・金の午前中で、1日に約80名の外来患者を診察しています。
特殊外来は設けておらず、診察日には全ての分野の疾患に対応できるようにしています。
迅速な検査、診断を心掛けており、CT、採血、聴力検査等は殆ど当日に行って結果を説明しています。
放射線科、中検病理科の協力もあり、悪性腫瘍患者でもできるだけ早期に診断し、治療を開始できるように努めています。手術日は、水、木の各曜日に全日枠を確保しており、毎月20件強の手術をこなしております。手術の内訳としては、件数の約25%が扁桃摘出術、約25%が鼻の手術、約25%が腫瘍の手術、約15%が咽喉微細手術、約10%が耳の手術といったところです。地域の最終病院を目標としておりますので、あらゆる分野の疾患に対し積極的に治療に取り組んでおります。
耳鼻咽喉科領域の疾患に関する専門的な知識を習得し、日常臨床で遭遇する耳鼻咽喉科領域の疾患に対して的確な診断及び処置が行えるようになる。
耳鼻咽喉科領域の手術に関する手術手技を習得し、手術によって起こりうる偶発症、手術後に起こりうる合併症、続発症、機能障害に対応できる能力を身に付ける。
本院における研修プログラムについて説明させていただきます。病理診断科における研修プログラムは大きく2つに分かれると思います。1つは病理専門医を目指す方向けのプログラム、他方は病理専門医以外の道で活躍するために、病理診断に関わる基礎的なことを学びたい方向けのプログラムです。後者の病理専門医を特に目指さない方に対しては、個別に柔軟に対応していきたいと思いますので、ここでは主に前者の病理専門医を目指す方に向けた説明を行います。
前者の病理専門医を目指す方向けの研修プログラムは、日本病理学会の定める研修カリキュラムに従って行います。研修カリキュラム以外の要望も可能な限り実現できるように努めます。前期研修終了後4年間で病理専門医の受験資格が通常はとれます。研修期間は4年程度と考えますが、途中で他の病院に異動されてもよいと思いますし、研修途中の方が来られてもよいと思います。実際、当院においては産婦人科が休診中ですので、現状では産婦人科症例については他院で学ぶ必要があります。必要であればその準備も致しますので、この点についてはご相談ください。
当院で研修することによって病理診断学の全てを習得することはできませんが、特殊な病院でなければなんとかやっていける程度の実力を身に付けられるように指導致します。また、病理専門医を特に目指さない方でも、病理診断をする立場からご自身の専門分野をみることは新鮮ですし、なによりも専門性をさらに深めることになると思います。機会がありましたら、お試しください。
研修期間中に、一般的な病理診断の考え方、各疾患の組織診断・細胞診断・術中迅速診断の見方、病理解剖ならびに解剖診断の仕方・考え方、病理専門医として知っておくべき知識と法律について指導します。
具体的な項目の詳細については、日本病理学会の研修カリキュラムをご参照ください。
研修カリキュラム: http://jsp.umin.ac.jp/trainee/curriculum.html
なお、個別の要望については、随時取り入れながら指導していきたいと思っています。
| 午前 | 病理診断 術中迅速診断 |
午前中は病理報告書のサインアウト(発行)を集中的に行い、その合間に術中迅速診断に対応します。 午後からも同様に病理診断を行い、午後2時ごろより切り出しを行います。 合間に術中迅速診断に対応します。 夕方頃より当日遭遇した症例についてのディスカッションを多くしたいと思います。 時間外には術中迅速診断がなくなり、診断以外の仕事を中心にしますが、余力があれば病理診断を行います。 |
|---|---|---|
| 午後 | 病理診断 術中迅速診断 切り出し ディスカッション |
|
| 時間外 | 病理診断 診断以外のこと |
|
| 備考 | 不意に病理解剖の依頼があります | |
| 2005年度 | 2006年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 組織診断 | 4901 | 5172 | 5532 | 5222 | 5043 |
| 術中迅速診断 | 304 | 294 | 369 | 382 | 390 |
| 細胞診断 | 2294 | 2062 | 2600 | 2853 | 2918 |
| 病理解剖 | 23 | 22 | 11 | 19 | 13 |
いずれの年度も婦人科休診中の件数です。
| 指導責任者 | 部長代行 | 飯塚 徳重 | 日本病理学会病理専門医 死体解剖資格認定者 |
就職先については常に状態が変化しているものですので、本人の希望を大切にしながら、その時期における最もよい選択肢の提示をしたいと考えています。
岸和田市民病院では、従来から、中央部門の充実が図られてきました。
中央放射線部門にも大きな投資がなされ、設置機種は充実しています。
平成18年からPET-CTが稼働。昨年、MDCTが2台とも更新されました(128列・64列)。
すなわち、市民病院では、画像診断のほとんどすべてのモダリティーの読影研修が可能です。
平成21年からは、フィルムレスシステムが稼働し、モニター診断に移行しています。
当院は、専門医修練機関(画像診断・核医学部門)に認定されていて、ここでの研修期間は、
上記領域での専門医取得時の経験年数になります。
画像診断は、常勤医6名(専門医3名、後期研修医3名)で運営しています。放射線治療は、京都大学から、治療専門医が週3日非常勤医師として診療にあたっています。
| 指導責任者 | 藤澤 一朗 |
| 指導医 | 魚川 享資、魚川 文恵 |
研修は、指導医の下、画像診断・手技の習得に携わります。当院放射線科は、以下のように広範な業務を行っています。研修期間を通して、放射線科医としての基本的・専門的な知識を身につけることができます。
画像診断・IVR
放射線治療
検査件数(2010年)
| CT | 19581件 |
| MR | 7457件 |
| RI | 1332件 |
| PET | 914件 |
| 血管造影 | 82件 |
| 消化管透視 | 227件 |
| 一般撮影 | 1555件 |
3年(2年可)
各自の希望により、可能な限り相談に応じます。(希望すれば、京都大学放射線科入局の仲介をします)
なお、本院放射線科・中央放射線部の詳細については、各科診療案内・放射線科の項をご覧下さい。
日本麻酔科学会麻酔科認定施設
麻酔科は常勤医6名で当院手術室において施行される全ての全身麻酔と硬膜外麻酔、および約半数の脊椎麻酔を担当しています。当院には外科系ほとんど全ての科が揃っていますので、あらゆる手術の麻酔を経験できます。
麻酔科管理症例数は年間約2000例あり、400床の病院にしては豊富です。そのため、気管挿管(経口・経鼻)はもちろん、硬膜外麻酔、脊椎麻酔など多くの症例数を経験できます。
後期研修の最初の1年間は必ず指導医のもとで麻酔管理してもらいます。 宅直の時も、必ず麻酔専門医の資格を持った医師が指導します。リスクの低い症例から始め、上達するにつれ、次第にリスクの高い症例も担当してもらいます。その間、術前診察、術中管理、各種テクニックなど基本的なことが習得できるように指導します。 2年目からは心臓外科、呼吸器外科の麻酔も担当し、ひととおり全ての麻酔を経験し、 3年目にはさらに難易度の高い症例を担当してもらいます。
研修終了後の進路に関しては相談に乗ります。スタッフとして残ることも可能ですし、当麻酔科関連教室の京大麻酔科に入局していただいても結構です。 また京大以外の麻酔科入局の場合にも、できるだけのことを致します。
日本救急医学会専門医指定施設
岸和田市民病院は泉州地域の救急医療の中核病院で、救急診療科が独立し、複数名の救急医が救急医療に専従している施設です。
以上の診療内容から、救急診療科の後期研修の研修内容は
上記の3点を中心に行います。
現在2名のスタッフ+初期研修医2名(ローテート)の小さい所帯ですが、その分、多くのことを学べると思います。
また、総合病院の特性を生かして、院内の各科研修や超音波検査研修等、本人の希望に応じた後期研修をプログラムします。
救急医療に興味のある方や、まだ何がやりたいか?を決められない方は気軽に連絡を頂ければと思います。