
ドクター紹介
| 氏名 | 補職名 | 認定資格 | 専門分野 |
|---|---|---|---|
| 吉村 吾郎 | 部長 | 日本外科学会指導医 日本乳癌学会乳腺専門医 |
乳腺外科 |
診療科の特色
近年、日本人の生活スタイルの変化にともない、乳がんを患う女性が増加の一途をたどっています。2000年には女性悪性腫瘍の第一位となり、現在では日本人女性約25人に1人が乳がんに罹患すると言われています。このように増え続ける乳がんを専門的に取り扱うため、2006年10月に乳腺科が新設されました。
乳がんは決して治りにくいがんではなく、早期に発見できれば9割の方が治癒します。早期発見のためには精度の高いマンモグラフィ(乳房専用X線)装置、美しい写真を撮る技術を持った放射線技師、高い診断能力を有する医師の三つが必要です。当院の装置、技師、医師はいずれもNPO法人マンモグラフィ精度管理委員会による認定を受けており、万全の体制で早期乳がんの発見に努めております。
早期乳がんの大半では大きな切除手術が不要で、乳房を残す乳房温存療法や腋のリンパ節を残すセンチネルリンパ節生検といった縮小手術が可能です。当科ではマンモグラフィ、超音波検査、MRI検査などでがんの広がりを詳しく調べた上で、積極的に縮小手術に取り組んでいます。
もし、しこりが大きくて乳房を温存できない場合には、まず抗がん剤治療をおこない、しこりを小さくしてから乳房を温存する方法(術前化学療法)も実施しています。さらに、乳房の全摘出が避けられない場合には、乳房の再建手術を提案しています。
最近の乳がん治療では抗がん剤、ホルモン剤、分子標的治療薬による薬物療法の重要性が非常に高まってきています。当科では手術だけでなく術前化学療法や手術後薬物療法を一貫しておこない、再発患者さんに対する薬物療法も担当しています。薬物療法は十分な副作用対策下での外来通院治療を基本とし、患者さんが日常生活を送りながら治療を継続できるよう配慮しております。
