地域がん診療連携拠点病院としての活動

トピックス

放射線専門医について

最近のマスメディアに放射線治療について報道される機会が増えていますが、放射線治療と聞くと皆さんはどの様にお思いでしょうか?放射線治療の役割は、がんなどの悪性疾患に対する根治的なものから症状を和らげる緩和治療の他、良性疾患に対するものまで様々です。

また、がん治療の基本は、外科的治療(手術)、化学療法(抗癌剤)、放射線治療で、がん医療の発達とともにこれらを組み合わせた集学的治療が求められるようになっています。欧米におけるがん患者がその治療中に何らかの形で放射線治療の関与を受ける割合は6-7割で、わが国におけるその頻度は2割程度との報告があります。今後日本においてもその役割がますます増すと考えられ、地域がん拠点病院にも欠かせない治療になってきております。

放射線治療は、コンビューターの発達とともに高精度に発達し、個々の症例ごとに治療計画をたて治療しています。一昔前の治療に比べ副作用も少なくでき、複雑な治療が可能になる反面、高度化した様々な放射線治療を行なうため、質の向上が問題となっています。社会的要請もあり「放射線治療の専門家」を各学会が養成・認定しています。実は「放射線治療専門医」と称する直接の資格はなく、日本医学放射線学会(JRS)が「放射線科専門医」を日本腫瘍放射線治療学会(JASTRO)が「日本放射線腫瘍学会認定医」を認定しています。前者の学会における専門医は4,810名(2005年10月31日現在)で、後者の学会における認定医は500名(2006年4月1日現在)が認定、登録され、大阪府下に現在40名が登録されています。いわゆる「放射線治療専門医」は、ほぼこの両方の資格をもって勤務されていますが、大学等の研究機関も含めての数ですので市中病院ではまだまだ少ないようです。

地域がん拠点病院の当院には上記2つの資格を持つ「放射線治療専門医」が常勤しています。放射線治療は、がんを中心とした様々な疾患に適応があります。当院では専門外来を開設していますので特に悪性疾患の治療を受けられる際、放射線治療に関する質問は「放射線治療専門医」による診察を受診ください。

尚、当院には「放射線治療専門医」のほか、「日本放射線腫瘍学会認定放射線治療技師」「放射線治療品質管理士」資格を取得した技師が常勤しており、放射線治療の質の向上に努力しております。

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がん看護の専門看護師

専門看護師とは?

専門看護師とは、日本看護協会が行なう認定審査に合格し、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族、および集団に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するための特定の専門看護分野(がん看護、精神看護、小児看護、地域看護など)の知識及び技術を深めた者をいいます。
「専門看護師」は卓越した看護実績や、個人、家族、集団の権利を守るために人々の間の調整を行い倫理的問題や葛藤の解決をはかること、教育活動、研究活動などを行なうことが求められています。
2005年12月現在、がん看護の専門看護師は全国に58人となっています。当院でも、がん看護専門看護師が1名活躍中です。

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