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産婦人科再開について-院長からのご報告-

2013/07/16

本年(平成25年)10月、産婦人科の常勤医が当院に着任いたします。平成17年に当時ただ一人残っていた産婦人科医が開業のため退職し、その後8年半、常勤医不在の状態が続きました。人口20万の岸和田市で、約3分の2の妊婦さんが岸和田市以外で出産している現状は無念でなりませんでした。また、泉州地域における唯一の国指定がん診療連携拠点病院として整備してきた高度で先進的ながん診断治療機器や診療体制を婦人科がん患者さんに十分利用していただけないのも残念でありました。

この8年半の間、私を含め3代にわたる院長が市当局と協力し、産婦人科再開に向け八方手を尽くしてきましたが、医師不足、特に産婦人科医不足は深刻で、婦人科外来を何とか継続するのが精一杯でした。しかし「明けない夜はない」の言葉通り、この度、念願の産婦人科再開を果たすことができた次第です。私どもの努力に理解を示してくださった大阪市立大学の医学部附属病院病院長を始め関係各位の皆様には改めて感謝申し上げます。また、今まで岸和田市の産婦人科医療を支えてくださった久松病院、浦川産婦人科医院、岸和田徳洲会病院、お忙しい中を当院研修医の産婦人科研修にご協力いただきました市立貝塚病院、泉大津市立病院、大阪府立母子保健総合医療センターの各先生方に心より深謝いたします。

医療の進歩は日進月歩です。8年半のブランクの後の産婦人科再開には、助産師の確保や医療機器の更新など、クリアすべき問題が山積しています。幸い、市当局や市議会からは従来より産婦人科再開に向けて温かいサポートをいただいておりますので、病院としましても婦人科に関しては本年10月から、産科に関しても来年度中の、入院診療開始を目指します。

最後になりましたが、医療の集約化は、特に産科領域においては、お母さんと赤ちゃんの安全を守るため、そして産婦人科医の肉体的精神的疲弊を防ぐために、絶対に必要です。今後は、岸和田・泉州地域の各病院・産婦人科医院と連携を強化し、役割分担して、岸和田市のみならず泉州地域の産婦人科医療に少しでも貢献してゆきたいと考えております。

 

平成25716

市立岸和田市民病院 院長
小切匡史

 

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